"書籍・映画"カテゴリーの記事一覧
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リチャード・ギアとダイアン・レイン主演の映画「最後の初恋 Nights in Rodanthe」を、DVDで鑑賞。原作は、「きみに読む物語」のニコラス・スパークス。おすすめです。
『Nights in Rodanthe』
http://wwws.warnerbros.co.jp/nightsinrodanthe/
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「新・あつい壁」 岡山上映会&講演会のご案内
今日2月14日(土)13時30分~16時
津山で、開催されました。
明日2月15日(日)は、13時30分~16時
岡山衛生会館三木記念ホールで、開催されます。
「新・あつい壁」の上映会と中山節夫監督の講演会です。
詳細は、「新・あつい壁」チラシをごらんください。
↓
http://www.hansen-okayama.jp/topics/pdf/2009atuikabe.pdf
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本日、早稲田大学で、下記上映会がありますので、興味のある方はぜひご覧ください。
ハイビジョン特集「忘れないで 〜瀬戸内・ハンセン病療養所の島〜」(上映時間109分)
http://www.nhk.or.jp/archives/kawaguchi/event/081018setouchi.html
・日時:10月18日(土)午後1時より
・場所:早稲田大学・大隈記念講堂小講堂
・入場料:無料
・内容:上映(109分)のほか、この作品制作に取り組んだディレクター・カメラマンの話もあるそうです。
・あらすじ:ハンセン病療養所大島青松園のある大島(香川県)には、療養所の職員の子どもたちが通う小学校があります。その小学校が廃校になることが決まりました。その小学校に通う子どもたちと大島で暮らすハンセン病回復者とのこころの交流を、四季の移ろいの中で記録したドキュメンタリーです。2008年度児童福祉文化賞推薦作品を受賞した作品です。 -
19世紀から20世紀初期の時期における、ハワイでのハンセン病患者の処遇について描いたドキュメンタリーDVD(『SIMPLE COURAGE An Historical Portrait for the Age of AIDS』(cMMV11 Stephanie J.Castillo 55mins)が販売されています。amazon.comで入手できます。
You Tube で一部が見られます。懐かしいリチャード・マークスさんのダミアンツアーの様子も見られます。
http://jp.youtube.com/watch?v=N3AC40snQ2Q
19世紀から20世紀初頭にかけて、8000人を超える患者、そのほとんどはネイティブの人びとが、ハワイのモロカイ島の孤立した半島に隔離され、見捨てられました。この地は、ベルギー出身のカトリック宣教師のダミアン神父が、自らが病に倒れるまでの16年間、希望を失った患者のために尽くしたことでよく知られていますが、「SIMPLE COURAGE」は、現在、ハワイ州の公文書館等に残されている貴重な当時の映像と30年代、40年代の生存者からインタビューを交えて、ハンセン病の惨状に加え、故郷から引き離された患者の心の痛みを描いています。
そのほか、ハワイのハンセン病関連のDVDとして、ドキュメンタリー映画「An Uncommon kindness:The Father Damian story」 (narrated by Robin Williams)や、映画「MOLOKAI The STORY of FATHER DAMIAN」などがあります。
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今月、大江満雄ハンセン病論集「癩者の憲章」(木村哲也編)が、大月書店から出版されました。さっそく入手し、読み始めました。
http://www.amazon.co.jp/癩者の憲章―大江満雄ハンセン病論集-木村哲也/dp/4272430777
「癩者の憲章」は、1950年代~80年代にかけて、全国のハンセン病療養所に暮らす人びとと詩作をとおして交流をつづけた詩人大江満雄(1906年~91年)によるハンセン病関連の文章を新たに編集した一書にまとめたものです(同書末尾解説より)。
なお、まだ入手していませんが、大月書店から、渋谷直人著「大江満雄論 転換期・思想詩人の肖像」も同時刊行されています。
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2008年7月29日の山陽新聞夕刊の「一日一題」で、邑久光明園牧野正直園長が、ハンセンボランティア「ゆいの会」の活動を紹介してくれています。コラムのなかでもかかれていますが、ボランティア自身が入所者の方々から活力を得ており、楽しく活動を続けられるのだと思います。
「一日一題 ゆいの会」より
「岡山県にはハンセンボランティア「ゆいの会」という会が存在し、着実に活動を積み重ねている。読んで字のごとく、かつてハンセン病を病まれた方々のご要望に応じ、力をお貸ししましょうというもので、中心メンバーは医療ソーシャルワーカーや弁護士などであるが、学生も一般の人もたくさん参加している。参加するには、ゆいの会が毎年初夏に開いている「ボランティア養成講座」を受講することが条件。今年も約30人が講座を受け、その内の3分の1程度がボランティアメンバーとして登録されたと聞く。
実際の活動は、愛生園歴史館のガイド▽療養所入所者の旅行への付き添い▽目や手の不自由な入所者への代筆サービス-など。種々雑多ではあるが、その中から交流が生まれ、ボランティア自身も入所者から活力をもらうことも多い。
ハンセン病問題は、最近、啓発がかなり進んだと言われるが重大な問題が残っている。例えば「わが国でハンセン病の人はどこにいますか」と問われると、「瀬戸内の小島」と答えざるを得ない。
瀬戸内の小島は特殊な場所である。特殊な場所にかつてハンセン病を病まれた方々をいつまでも押し込めておく社会はおかしい。入所者が社会に戻り、一市民として周りから支えられ、支援され、充実した生活を送れてこそ、初めてハンセン病が本来の“ごく当たり前の感染症”になれたと言える。
ゆいの会の活動のような地道な交流こそが、遅くはあるが最も確実な偏見解消へとつながっていく道であると確信している。」
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東京出張の際、三省堂書店に立ち寄り、ビィクトリア・ヒスロップの「封印の島」(上・下)(みすず書房 2008年5月19日刊)を購入。帰りの新幹線のなかで、一気に上巻を読みました。
ビィクトリア・ヒスロップは、フリーのジャーナリストで、「封印の島」は、デビュー作で、2007年度「ブリティッシュ・ブック・アワード」の新人賞を獲得、世界20数カ国語に翻訳されているそうです。
ギリシャのクレタ島沖の実在するハンセン病コロニー、スピナロンガ島は、患者以外の者には閉ざされた、まさに封印された小島だった。この小島を舞台に、母ソフィアの封じられた過去を追って呼び覚まされた、ヒロインの前につらなる三代にわたる女たちの物語を描いた作品です。
みすず書房「封印の島」 http://www.msz.co.jp/news/topics/07395.html