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2025年3月25付けで、日本弁護士連合会から、「国立ハンセン病療養所の具体的将来構想の策定・実行及び同療養所の一体的な永続化を求める」会長声明が発出されました。
日弁連の、ハンセン病療養所の永続化に関する初めての会長声明です。
日本弁護士連合会は、国に対し、療養所の具体的な将来構想を速やかに策定・実行するよう改めて求めるとともに、歴史的建造物等を一体として永続的に保存・管理していくための具体的な立法や行政上の対策を速やかに講じるよう求めています。
現在、国立ハンセン病療養所ではいずれも待ったなしの喫緊の課題となっています。国が、今回の日弁連会長声明で指摘するこれらの課題に真摯に取り組むことを願っています。PR -
第19回ハンセン病市民学会総会・交流集会in熊本の案内が、ハンセン病市民学会のHP https://shimin-g-hp.jimdoweb.com/ に掲載されましたので、お知らせします。
日程:2025年5月10日(土)・11日(日)
場所」熊本市、合志市内
「市民学会20年、さぁ踏み出そう誕生の地からー真の解決を目指して-」
開催要領・申込要領・申込用紙は、参加申し込み専用サイトへは、下記リンクから直接入ることもできます。
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令和6年8月発行の「日本ハンセン病学会雑誌第93巻2号」に、「人権の歴史を一歩進めるために~ハンセン病問題から学ぶ~」が掲載されました。
これは、私が、2024年6月に、瀬戸内市(国立療養所邑久光明園)で開催された、第97回ハンセン病学会(https://www.hansen-gakkai.jp/schedule/)で特別講演したときの講演録です。
下記HPから無料で閲覧できます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hansen/93/2/93_49/_article/-char/ja/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hansen/93/2/93_49/_pdf/-char/ja
(近藤 剛)
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ハンセン病市民学会の第18回総会・交流集会IN北海道が、札幌市内で開催されます。
日時
5月11日(土) かでる2・7(北海道立道民活動センター)
5月12日(日) かでる2・7(北海道立道民活動センター)
総会・交流集会の詳細および申し込み方法については、下記、ハンセン病市民学会HPをご覧ください。
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一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会ニュース第38号を発刊しました。
ニュースの巻頭言でも紹介しましたが、岡山県瀬戸内市邑久町虫明にある長島愛生園の十坪住宅「徳島路太利」のガイドボランティアを、9月から、当面、月1回始めることになりました。
その日は、当会の会員2人が、修復された「徳島路太利」にいますので、ぜひ、お声をお掛けください。ボランティアがいる日については、ゆいの会HP https//hansen-yuinokai.com で紹介しています。
そのほかにも、ゆいの会では、会員が、ハンセン病療養所の将来構想をすすめる会・岡山(会長:武久顕也瀬戸内市長)の構成員、NPOハンセン病療養所世界遺産登録推進協議会の理事、邑久光明園の歴史的建造物保存ワーキンググループのメンバーとして、ハンセン病問題に関わって活動しています。
さらに、今年度から、邑久光明園において、映画会ボランティアのほか、入所者の方の絵画作品等の資料整理・傾聴のボランティアも始まりました。これについても、追ってご紹介できればと考えています。
一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会ニュース第38号
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国立療養所邑久光明園では、全国13のハンセン病療養所に残る歴史的建造物の保存に向けて、国(厚労省)が、各療養所に対し、永久保存候補のリスト提出を求めたことを受けて、2022年、園内に歴史的建造物保存に関するワーキンググループ(WG)を発足し、全国の療養所で唯一、現存する「少年少女舎」をはじめ、島と本土を結んだ「瀬溝桟橋」、海岸から荷物を滑車で運ぶために使われた「物資運搬斜路」、入所児童が通った「裳掛小・中学校第三分校」など12カ所を選定し、今年3月、国(厚労省)に示しました。
山陽新聞朝刊2023年8月25日(日)
邑久光明園「少年少女舎」保存へ 全国で唯一現存、国に働きかけ:山陽新聞デジタル|さんデジ (sanyonews.jp)
新しいブログは↓
一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会 (hansen-yuinokai.com)
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一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会のホームページが立ち上がりました。
投稿はこれからですが、ご覧ください。
https://hansen-yuinokai.com/blog/
当ブログも、ホームページに引き継いでいます。
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2022年10月21日(金)午後5時30分~8時、日弁連主催、岡山弁護士会共催で、シンポジウム「いまだに続く差別をなくすためにーハンセン病回復者およびその家族に対する差別から、独立した人権救済機関の必要性を考える」を開催します。
青木美憲邑久光明園園長、内田博文九州大学名誉教授(国立ハンセン病資料館館長)がハンセン病問題を中心に基調講演され、その後、藤原精吾弁護士(日弁連国内人権機関実現委員会)とシンポジウムを行います。
多くの方の参加をお待ちします。
日時 2022年(令和4年)10月21日(金)午後5時30分~8時
場所 岡山弁護士会館2階大会議室
参加方法 事前申込み先着60名(於:岡山弁護士会館)及びZoomウェビナーにより参加。
申し込み締切日 2022年10月17日(月)
申し込み方法について、下記ホームページをご覧下さい。
HOME>イベント>year>2022年 >シンポジウム「いまだに続く差別をなくすために―ハ
ンセン病回復者およびその家族に対する差別から、独立した人権救済機関の必要性
を考える」
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2022/221021.html
チラシ
https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/event/year/2022/221021_chirashi.pdf