平成19年3月8日(木)11時から13時まで、東京ドームホテルB1階「シンシア」で、第4回ハンセン病問題に関する検証会議の提言に基づく再発防止検討会(いわゆる「ロードマップ委員会」)が開催されましたので、傍聴してきました。第3回につづき、2回目の傍聴でした。
今回の検討会も、前回に引き続き、「再発防止のための提言」に対する取組状況の報告が、厚労省、文科省、法務省人権擁護局から行われました。
又、今回は、委員の推薦を受けた統一交渉団からも、「ハンセン病政策の経過と現状」の報告が行われ、最後に、ハンセン病政策の歴史は、病んだ人間にとって、基本的人権を実現することが、いかに困難なことであるかを示す歴史でもあること、病気になったときに、いかに基本的人権が保障されるべきかについての基本法が必要であること、自分たちが受けた被害を今後の政策に生かしてほしいとの切実な被害者の願いを真摯に受け止め、再発防止策を実現してもらいたいこと、等が述べられました。
今後とも、この検討会をしっかり見守っていく必要がありそうです。
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