10月5日(金)、岡山市内で行われた「ハンセン病問題基本法制定」を求める街頭署名には、「ハンセン病療養所の将来構想をすすめる会」(岡山県代表 高瀬重二郎)のメンバー約20名が参加し、多くの市民から署名を得ました。山陽放送、NHK、岡山放送が取材、報道。新聞も多数が参加。山陽、毎日、読売など各社が記事を掲載しました。
10月6日(土)、岡山市内のホテルで行われた「市民の集い」(主催/ハンセン病療養所の将来構想をすすめる会)も、わずか1か月の準備期間にもかかわらず、一般市民を含め約150名の参加があり、盛会となりました。
全療協の神事務局長の基調講演が行われ、各療養所での高齢化がすすむなか、今が、基本法制定に取り組める最後の機会であり、市民と入所者が共通の理解のもとで闘ってほしいと訴えました。
長島愛生園と邑久光明園の各自治会からは、それぞれの療養所の現状と将来構想に向けた取り組みが報告されるとともに、基本法制定に向けた強い意気込みが示されました。
さらに、リレートークでは、お二人の入所者、介護員、看護師、「ゆいの会」会員が、それぞれの経験に基づいた、ハンセン病療養所の将来への思い、基本法への期待等を語りました。
「ゆいの会」からは、当会ボランティア養成講座の3期生の塚田和子さん(SW)が、ゆいの会でのボランティア活動を通じて、ハンセン病療養所を暮らす人々にとって、療養所が地域に開かれ、地域の人たちとの交流等を深めることにより、療養所自体を社会化することが、広い意味での社会復帰につながることを学びました。今後もこの活動を継続して入所者の支援に取り組んでいきたいと結んだ。
今回の集いに、地元岡山選出国会議員の萩原誠司氏、津村啓介氏をはじめ、県議、瀬戸内市長、市議の先生方にも参加していただけたことは、今後、基本法制定に向けて取り組んでいくうえで大きな収穫となりました。
最後に100万署名をめざす行動提起がなされ、盛会のうちに終わりました。
市民の集いには、山陽放送、NHK、各新聞社の取材も、前日につづき行われ、岡山での関心の高さを示しました。
本日7日(日)倉敷市内の国際交流ふれあい集会のバザーに出店し、約10名の会員が参加し、今後のボランティア活動費の調達とあわせて、100万署名活動を行いました。
一連の取り組みに参加された皆様、本当にご苦労様でした。引き続き頑張りましょう。
毎日新聞の記事
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20071007ddlk33040344000c.html
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