日本の植民地時代に、ハンセン病療養所である台湾楽生院と小鹿島更生園に強制収容された人たちが、ハンセン病補償法に基づく補償を求めている件で、7月9日(月)、第31回の中央審査会が開催され、あらたに18名が認定されました。
内訳は、小鹿島(ソロクト)居住者11名、定着村等居住者7名。
これで、認定者は、台湾楽生院関係者請求者28名全員、小鹿島更生園関係請求者441名中222名(ソロクト105名、定着村等117名)となりました。
未認定者は、ソロクト居住者19名、定着村等居住者200名の合計219名となっています。
未認定の小鹿島更生園関係者については、戦前に「小鹿島更生園」への入所を証明する資料の不足から認定が難航していますが、資料が消失していることについては、全く彼らに責任はないのであり、本当に認定が遅れていることについては、心が痛みます。
現在の中央会委員は以下の7名です。
(社)日本医師会常任理事 飯沼雅朗
弁護士 小海範亮
国立療養所大島青松園名誉園長 長尾榮治
弁護士 水野英樹
国立療養所多磨全生園名誉園長 村上圀男
国立感染症研究所ハンセン病研究センター長 森亨
国立療養所沖縄愛楽園長 山内和雄
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