昨日(9日)、ソロクト弁護団会議が東京であり、出張していました。
韓国全羅南道にある小さな島、小鹿島(ソロクト)に,日本の植民地下にハンセン病療養所「小鹿島(ソロクト)更生園」が開設されました。
解放前に、その小鹿島更生園に強制収容されていた元入所者の補償金支給問題については、日本と韓国の弁護士が共同で取り組んでいます。補償金支給認定を受けるには、戦前にハンセン病を発症し、戦前にソロクトに入所していたことが要件となっています。しかし、ソロクトでは解放時に病院の記録等は廃棄されているため、戦前入所を立証することが困難なケースが少なくありません。そのため、さまざまな手がかりを求めることが必要となっています。
昨日の会議では、一日も早い認定が実現するため、さらなる資料の探索、入手、陳述書等の作成などの方策について、検討しました。
小鹿島更生園元入所者への補償金支給認定の審査のための中央審査会は、先月と今月は、委員の日程調整ができず開催されないとのことです。速やかに、審査会が開催され、一日でも早く、一人でも多くの方が認定されることを強く望んでいます。
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