忍者ブログ

一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会

ハンセンボランティア「ゆいの会」は、一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会となりました。 岡山県瀬戸内市邑久町にある国立ハンセン病療養所長島愛生園 ・邑久光明園でボランティア活動をしています。 本ブログでは,当会の活動のほか,ハンセン病問題に関する 最新の情報も随時掲載しています。           

明日、RSK山陽放送「いのちの瀬戸~ハンセン病・文芸に生きて」を放送します
先日、予告しました、RSK山陽放送テレビの「いのちの瀬戸~ハンセン病・文芸に生きて」が、明日放映されます。日本民間放送連盟賞出品作品として制作した作品です。

放送時間は、平成23年5月28日(土)16:00~17:00


RSK山陽放送から、改めて、番組の内容の紹介をいただきましたので、以下に紹介します。

一部、内容に変更があるようです。


     いのちの瀬戸
~ハンセン病‥文芸に生きて~

「ハンセン病療養所では、文芸、芸術、音楽など文芸のあらゆる分野にわたり、秀逸の作品や活動の歴史が紡がれてきた。ハンセン病の文芸について研究を続ける人たちも少なくない。
ノーベル文学賞作家・川端康成との縁がきっかけで勉学に励み、日本で唯一、世界的にも例を見ないハンセン病患者のためだけの高校、邑久高校・新良田教室を卒業した後に社会復帰、現在は長野大学客員教授で作家でもあるハンセン病回復者、伊波敏男さん。今はまた『ハンセン病が現代に問いかけているもの』をテーマに新たな本の執筆にとりかかっている。
日本を代表する女流詩人、故・永瀬清子は、この長島に目を向け、強制隔離政策で断絶された家族との絆を詩作によって追及し、また詩の指導をしていた。
ハンセン病療養所・長島愛生園の入所者で、画家であった故‥加川一郎の絵画がふるさとの三重に里帰りして展覧会も開かれた。三重でも人権問題に取り組み団体の企画だった。
ハンセン病入所者が残した文芸には、繊細さや研ぎ澄まされた感性だけでなく、逆境を生き抜く力も見て取れる。これらを紐解くことで聞こえてくる「人間とは?」「人権とは?」。いのちの瀬戸に立たされた入所者の声を伝えたい。」





拍手[2回]

PR

コメント

コメントを書く