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国立療養所長島愛生園の入所者である加賀田一さんの新著「いつの日にか帰らん ハンセン病から日本を見る」が、株式会社文芸社から出版され、今日、新著を頂きました。
歴史の現場に立ち会った者のみが語れる事実、わが国の過酷なハンセン病隔離政策のなかで翻弄されながらもつよく結びついた家族との絆、当時の国際的な状況の変遷も踏まえて日本の隔離政策がどのようなものであったかについても、とても読みやすい文章で書かれています。ぜひ多くの方に読んでもらいたいと思います。
加賀田一さんは、1917年生まれ。1936年に長島愛生園に入園。愛生園入所者自治会会長や全患協(現全療協)の中央委員などを歴任。2000年には、「島は動いた 隔離六十年の体験から「小島の春」はいま!」を、文芸社から出版している。
一般の書店でも購入出来ると思いますので、関心のある方はぜひ手に取ってみてください。
「いつの日にか帰らん」(加賀田一著)
2010年1月15日 初版第1刷
出版社:株式会社文芸社
価格:定価本体1400円+税
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