"ハンセン病国賠訴訟"カテゴリーの記事一覧
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本日(2019年7月11日)、岡山弁護士会から、「(2019.7.11)ハンセン病家族訴訟判決に関する会長声明」が発表されました。
2019年6月28日に熊本地裁(遠藤浩太郎裁判長)で言い渡されたハンセン病家族訴訟判決に対する会長声明です。
岡山弁護士会は、2001年に熊本判決を受けて、人権擁護委員会内に「ハンセン病被害者サポート」(通称ハンサポセンター)を設置して、ハンセン病問題に取り組んでいますが、なお取り組みが不十分であったとの自戒も込めながら、今回の会長声明を公表しました。
(2019.07.11)ハンセン病家族訴訟判決に関する会長声明 | 岡山弁護士会
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5月23日、岡山地裁第1民事部合議係(近下秀明裁判長)で、2002年2月27日から始まった遺族、非入所者、退所者が原告となった訴訟の993人目の和解が成立し、同地裁に提訴していた原告の全ての和解が成立しました。
瀬戸内ハンセン病国賠訴訟と呼んでいる岡山地裁での「らい予防法違憲国家賠償請求訴訟」は、1997年9月27日に長島愛生園および邑久光明園の入所者11名で第1次提訴をしてから、2001年10月30日に第11次の提訴を行いました。
岡山地裁で、入所者が原告となった第1次訴訟から第11次訴訟についてすべて和解が成立したのち、遺族、非入所者、退所者が原告となったはじめての訴訟が、2002年2月27日に、第12次訴訟として提訴されました。
そして、岡山地裁では、2002年2月27日の第12次提訴から2007年12月21日の第49次提訴まで、最終的に993名が原告となっています。
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昨日,岡山地裁第一民事部合議係(近下秀明裁判長)で,瀬戸内ハンセン病国家賠償請求訴訟の口頭弁論があり,1件の和解が成立しました。
2002年から,熊本,東京,岡山の3地裁で,いわゆる「遺族訴訟」が続いています。
岡山地裁でも,2002年2月27日の第12次提訴から,昨年12月21日の第49次訴訟までが遺族訴訟です。ちなみに、1999年9月の第1次提訴から第11次提訴までは、ハンセン療養所入所者や退所者が原告となった裁判です。
岡山地裁での第12次提訴以降の原告の総数もほぼ1000人近くに達していますが,あと5名の和解を残すだけとなりました。
今年の5月頃までには,一応の全員和解を目指していますが,まだ元ハンセン病療養所の入所者の遺族の方で,提訴ができることをご存じないかたもおられるかもしれません。
瀬戸内弁護団では,現在の提訴中の原告について全て和解が成立した後も,除斥期間にかからないうちは,遺族による提訴希望があれば対応することになりますので,ハンセン病国賠請求訴訟弁護団までご相談ください。
元入所者の方が亡くなってから20年を経過すると,除斥期間により,国に対する賠償請求権が消滅します。