"ハンセン病療養所"カテゴリーの記事一覧
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国立療養所邑久光明園(岡山県瀬戸内市虫明)が,将来構想の1つに特別養護老人ホームの設置を掲げていましたが,4月2日,瀬戸内市は,事業者に,岡山市の社会福祉法人愛あい会を選定したと発表しました。
2015年4月の開所を目指しています。
山陽新聞
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013040223204779/
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国立療養所栗生楽泉園でも,来年度から,入所者自治会や「群馬・ハンセン病訴訟を支援しともに生きる会」が,園内のガイドボランティアを育成することになったようです。
ぜひ,多くの市民の方々が参加してくれるようになればいいですね。
朝日新聞2013年2月25日より
http://www.asahi.com/area/gunma/articles/TKY201302240212.htmlハンセン病元患者の支援団体「群馬・ハンセン病訴訟を支援しともに生きる会」(羽部光男会長、約400人)が24日、元患者に経験などを聞く学習会を前橋市内で開いた。国立療養所「栗生楽泉園」(草津町)のボランティアガイド育成に先立って、会員向けに初めて開いた。
学習会では同園入所者自治会の藤田三四郎会長、谺(こだま)雄二副会長が、患者への国の隔離政策の実態などを振り返り、参加者からの質問に答えた。
全国の患者が懲罰で収容された「重監房」について、谺さんは「1日2回の少ない食事で飢餓状態になり、同じ房で収容者が亡くなったことを隠して2人分の食事を食べていた収容者もいた。全く悲惨極まりない」などと振り返った。
重監房は来年度にも楽泉園内に復元される見込みで、同園自治会や生きる会も来年度から、高齢化が進む入所者に代わって施設を案内し、国の隔離政策や元患者の被害の歴史を伝えていくボランティアの育成をめざしている。
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岡山にある国立療養所邑久光明園のHPが,リニューアルされました。
情報量も増え,とても充実しました。随時,あらたな情報発信をしていただければと思います。
ハンセンボランティア「ゆいの会」も,あらたにリンクされています。
国立療養所 邑久光明園ホームページ
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第4回邑久光明園人権啓発展示会「~らい予防法廃止法案を経て更なる解放へ~」が,平成25年2月18日(月)~2月28日(木)までの11日間(土・日も開催),邑久光明園岡山事務所(岡山市中区門田屋敷5-1-24)で開催されます。
ぜひ,お立ち寄りください。
詳しくは,国立療養所 邑久光明園HPの人権啓発展示会案内をご覧下さい。
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ハンセン病違憲国家賠償訴訟全国原告団協議会長などを務められた曽我野一美さんが,11月23日,誤嚥性肺炎のため,85歳で亡くなられました。
25日午後10時半から,高松市庵治町6034の1の国立療養所大島青松園大島会館で,告別式が行われます。
曽我野さんは,1947年に大島青松園に入所され,その後,全国ハンセン病療養所入所者協議会の会長を,二度にわたり歴任され,「らい予防法」の廃止に尽力されるとともに,1998年の熊本地裁,1999年の東京地裁,岡山地裁に相次いで提起されたハンセン病違憲国賠訴訟の全国原告団協議会会長に就任し,原告団をまとめ,訴訟を勝利に導く上でとても大きな役割を果たされました。
ご冥福をお祈りします。
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国立療養所沖縄愛楽園に,来年,ハンセン病資料館が新築されるそうです。
運営の詳細はまだ分かりませんが,ぜひ,長島愛生園歴史館のように,土日などにも市民の方々が利用できるよう,市民ボランティアにも,資料館運営に加わって欲しいと思います。
沖縄タイムス | 愛楽園資料館が来年11月開館
国立ハンセン病療養所・沖縄愛楽園(名護市)が、国による強制隔離政策の歴史を伝える資料館を、来年11月に開館することが20日までに分かった。東日本大震災の影響で国の予算計上が遅れ、ようやく建設計画が固まった。全国13カ所の国立療養所で、資料館を新築するのは初めて。愛楽園の将来構想の柱をなすだけに、準備を進める入所者自治会は「長年の隔離で患者の尊厳が奪われ、沖縄戦で多くが犠牲になった事実を伝えたい」としている。(新里健) -
第3回邑久光明園 啓発展示会「~悲願:邑久長島大橋開通へ~」が始まりました。
場所は,邑久光明園岡山事務所(岡山市中区門田屋敷5丁目1-24)です。
ぜひ,お立ち寄りください。
期間:平成24年9月18日(火)~9月28日〔金) 土日もご覧いただけます。
時間:午前10時から午後5時
http://www.komyoen.go.jp/contents/information_keihatsu.html
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福島原発事故で,福島県内の仮設住宅等に避難している親子の方々に,国立療養所邑久光明園で,8泊9日の短期休暇を過ごしてもらおうという試みが行われています。
たくさんのよい思い出をつくってもらえればと願っています。
明日は,邑久光明園の納涼夏祭りが行われます。ゆいの会も,ボランティアで参加しています。
毎日新聞,朝日新聞,山陽新聞の記事です。
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20120730ddlk33040316000c.html
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001207300001
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012072810022345 -
国立療養所長島愛生園が将来構想の一つに掲げていた,「人権学習のための施設」として活用を期待している施設が完成しました。
以下は,RSK山陽放送ニュースから引用しました。
長島愛生園に新施設が完成 【RSKニュース 岡山・香川】
長島愛生園に新施設が完成
瀬戸内市邑久町長島の国立ハンセン病療養所・長島愛生園に集会所などを備えた新しい施設が完成しました。園が掲げる将来構想の一つ、「人権学習の場」として利用される計画です。
長島愛生園の中心にあたる日出地区に完成した2階建ての建物・日出会館です。
8日行われた落成式には入所者も出席し、会館の完成を祝いました。
長島愛生園は、2008年に成立したハンセン病問題基本法を受け、施設を地域に開かれた場所にするため将来構想の検討を重ねてきました。日出会館は、入所者の利用だけでなく将来構想の一つ、「ハンセン病問題の啓発と人権学習の場」としても利用される計画です。施設は、日出地区の入所者が暮らす近くに完成しました。
1階には、交流の場として設けられた「ふれあいホール」。
また2階には、和室と洋室の多目的室が設けられています。
園を訪れる人にハンセン病問題を語りつぐ場としての活用が期待されています。
その一方で、不安を語る入所者もいます。
長島愛生園の入所者はかつて2000人を超えていました。
現在は297人、平均年齢は82歳を超え、高齢化が進んでいます。
入所者が暮らす団地の一つは、空き家が目立ちます。
およそ30年前、150人の入所者が暮らしていたこの団地も、今では10分の1、15人が暮らしているだけです。
この団地の入所者は、会館が完成した日出地区に集約される計画が進んでいます。
会館が出来たことで、一歩前に進んだ療養所の「将来構想」ですが、入所者の高齢化も待ったなしで進みます。開かれた施設を目指す思いは、複雑です。