"ハンセン病療養所"カテゴリーの記事一覧
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岡山県瀬戸内市の国立療養所邑久光明園では、「エンド・オブ・ライフサポート」を、今年4月からスタートさせました。
邑久光明園には、すでに全国の国立ハンセン病療養所に先駆け、園内に「人権擁護委員会」を設置しており、今回の「エンド・オブ・ライフサポート」は、前記委員会とともに、今後、入所者の人権擁護と生活の保障を支援するための、重要な役割を担っていくことになります。
人権擁護委員会については、私も外部委員として関わらせていただていますが、このような光明園の取り組みは、全国の国立ハンセン病療養所でも早急に取り組む必要があると思います。
以下、山陽新聞2014年4月10日朝刊から引用
http://iryo.sanyo.oni.co.jp/news_s/d/c2014041010291338
本人の希望反映し医療支援
邑久光明園がチームケア瀬戸内市の国立ハンセン病療養所・邑久光明園は本年度から、医療、看護など多職種のチームで入所者を支える「エンド・オブ・ライフサポート」をス タートさせた。終末期医療や生活支援に本人の希望をしっかりと反映させ、いつまでも「自分らしさ」を保ってもらうのが目的。高齢化などで入所者同士による 支え合いが難しくなる中、取り組みを全国の療養所でも広げたい考えだ。
光明園では、入所者の多くが家族と離れ離れ。病気や加齢で自ら意思決定できなくなった場合、本人に親しい入所者が「世話人」となり治療方針の決定 などに関わってきた。一方で入所者は現在、146人と10年前の半数近くに減少。平均年齢も84・2歳となり、世話人の維持、確保が困難になりつつある。
同園によると、チームは医師、看護師、介護員、理学療法士らで編成。今月から専任看護師を1人配置しており、担当の医療ソーシャルワーカーと2人で運営の中心を担う。
具体的な活動は、入所者やその身近な人からこれまで歩んできた歴史や人生観、将来への希望などを丁寧に聞き取ってケアプランを作成。本人の意思に沿わない医療や介護が行われた場合、迅速に介入し、担当職員らに改善を促す。
同園には、入所者の人権を守るために外部の有識者も交えた人権擁護委員会が既にある。入所者の権利を守ってきた自治会も高齢化が進んでおり、「チーム、委員会の両輪で入所者の権利擁護や生活保障を支えていく」という。
4日にはチームの責任者となる青木美憲副園長が、東京で開かれた全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)の定期支部長会議で取り組みを報告。全療協も賛意を示し、各療養所や厚生労働省に必要な支援を求めることとした。
青木副園長は「入所者にとって療養所は医療、生活の両方を兼ねた場。最後まで自分らしく生きられるよう、園内の体制を整えたい」としている。
(2014/4/10) -
公益財団法人邑久光明園友愛会は,岡山市内の天満屋地下アートスペースで,「人権啓発展示会」を開催します。
期間 平成26年1月29日(水)~2月3日(金)
時間 9時~19時30分
場所 天満屋地下アートスペース(http://www.tenmaya.co.jp/okayama/art_space.html)
展示会のパンフレット,問い合わせ先は,邑久光明園HP http://www.komyoen.go.jp/from_komyo/enlightenmen_exhibition/index.htmlをご覧下さい。
当会も,ボランティアとして,展示会で案内等をしております。
ぜひお立ち寄り下さい。
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私も理事として関わっている公益財団法人邑久光明園友愛会(理事長畑野研太郎)では,現在,新規会員を募集しています。
同会は,「ハンセン病問題の歴史を広く啓発することを通じて,偏見差別のない社会の実現に努めるとともに,入所者の社会参加を支援し,ハンセン病施設職員の資質の向上を図ること」を目的としています。
上記のような目的をもって設立された公益財団法人は,国立ハンセン病療養所では邑久光明園が初めての試みです。
これらの目的を果たすため,団体,個人の皆さまの深いご理解と財政的な支援がぜひとも必要です。宜しくお願いします。
(会員入会のご案内の概要)
募集対象 当会の趣旨に賛同頂いた団体・個人
入会金 1千円
年会費 1千円以上(一口1千円とし,1口以上)
会員特典
1)希望者はメーリングリストに登載し,メール等による情報提供を受けることができる。
2)この法人の行う人権啓発活動等に優先的に参加することができる。
3)この法人の行う人権啓発活動等に関して,理事会に提言を行うことができる。
4)この法人が販売する物品等を割引価格で購入することができる。
申込み,問い合わせは,下記までお願いします。
公益財団法人邑久光明園友愛会 福祉課内(川西・今吉)
〒701-4593 岡山県瀬戸内市邑久町虫明6253
電話0869-25-1574または25-0011(内線2244・2243)
FAX0869-25-1574
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7月25日(木),国立療養所長島愛生園の納涼夏祭りには,大勢の方が訪れました。
ゆいの会の会員が,7月24日(水)は,炎天下の中,祭りの準備に,25日(木)も午後から特別に開館された歴史館のガイドボランティアとして,歴史館を訪れた26組80人の方々の案内をしました。
6月に養成講座を修了した12期生の方が,多数参加してくれました。ご苦労様でした。
8月1日(木)は,邑久光明園の納涼夏祭りです。
昨日は,所用で邑久光明園を訪れましたが,光明園では,7月24日から30日までの予定で,福島からの6組の親子の方々を迎え,「わくわく保養ツアーin邑久光明園」を実施中でした。
6組のうち1組が今年初めて参加,5組は昨年に続いての参加のため,入所者の方ともうちとけた雰囲気のなかで交流をされています。
それぞれの家族が,形は違えども,突然,郷里を奪われて不本意な生活を強いられ,辛い思いを胸に 秘め,さらに将来に対する大きな不安などを抱えて日々を暮らしておられることを改めて知りました。本当に1日も早い復興を願うばかりです。
わくわく保養ツアーについては,邑久光明園のウエブサイトhttp://www.komyoen.go.jp/from_komyo/index.htmlをご覧ください。
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今年(2013年)の,国立療養所長島愛生園,邑久光明園の納涼夏祭りの日程は,以下のとおりです。
毎年大勢の方がお出でになり,入所者の方々とも交流を深めています。夜店もたくさん出ます。20時ころより30分間,海から打ち上げる花火も,格別美しいです。 ぜひおいでください。
長島愛生園
日時;2013年7月25日(木)(雨天順延)
場所;福祉会館前広場 17時ころから
愛生園は,午後から,ハンセン病資料館である「歴史館」も,特別開館し,当会のボランティアが,館内をご案内をします。ぜひお立ち寄りください。
邑久光明園
日時;2013年8月1日(木)(雨天順延)
場所;光明園売店前広場 17時ころから
当会のボランティアが,「わた菓子や」を出店しています。毎年たくさんの親子連れの方々が,わた菓子作りにチャレンジしながら,楽しい思い出を作っています。
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国立療養所邑久光明園では,新機軸を次々と展開してます。
特別養護法人ホームの誘致,イメージキャラクター「こみょたん」の発表,公益財団法人邑久光明園友愛会の設立,園独自の人権擁護委員会の設立などです。友愛会及び人権擁護委員会については関与させていただいています。
公益財団法人邑久光明園友愛会は,ハンセン病問題の歴史を広く啓発することを通じて,偏見差別のない社会の実現に努めるとともに,ハンセン病施設職員の資質の向上,入所者の社会参加を支援することを目的としています。
公益財団法人邑久光明園友愛会は,岡山県知事の認定を受け,今年4月1日から事業を開始しました。
今後,この会を支えていただくため,広く会員,賛助会員を募集する予定です。邑久光明園のウエブサイトで,会員募集等の案内があると思います。その際は,よろしくお願いします。
公益財団法人邑久光明園友愛会主催の,第5回人権啓発展示会が,岡山市内にある邑久光明園岡山事務所で開催されます。
詳細は,下記ウエブサイトをご覧下さい。
国立療養所 邑久光明園 | お知らせ | 啓発展示会