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一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会

ハンセンボランティア「ゆいの会」は、一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会となりました。 岡山県瀬戸内市邑久町にある国立ハンセン病療養所長島愛生園 ・邑久光明園でボランティア活動をしています。 本ブログでは,当会の活動のほか,ハンセン病問題に関する 最新の情報も随時掲載しています。           

金泰九さんの自叙伝の出版をお祝いする会
本日、長島愛生園入所者の金泰九さんの自叙伝「在日朝鮮人ハンセン病回復者として生きた わが八十歳に乾杯」の出版をお祝いする会が、岡山市内のホテルで、100名余りの知人、友人等が出席し、なごやかな雰囲気のなかで行われました。

「ゆいの会」からも、当会の会員で、コーラスグループ「コスモス」のメンバーの文さんが出席し、「イムジン川」とオリジナル曲(「ゆいの会のテーマソング」となっている歌)、2曲を披露し、会の雰囲気を一気に盛り上げました。

自叙伝を書くきっかけについては、平成19年度ハンセン病問題対策協議会が開催された8月22日に、東京にご一緒した際に、たまたまお聞きしました。

「今年の3月ころのある晩、80歳になってなにも残さず、人生を終えるのは寂しいと寝付かれないままに想いにふけっていたときに、ふと、これまでの自分の経験したことを書き残したいという思いに駆られた。そのときに「わが80歳に乾杯」という題名までが頭に浮かんだ。そして、一気に原稿用紙に数十枚を書いた。その後、出版に至るまでには紆余曲折があったが、最終的には、「牧歌舎」の社長さんが原稿を読んで出版を引き受けてくれることになった。本当に有り難かった。」

今日の挨拶のなかでも、この話を紹介されていました。

1刷りは2000部を出版されたそうです。わが八十歳に乾杯
ぜひ、書店でご覧ください。

在日朝鮮人ハンセン病回復者として生きた わが八十歳に乾杯」(金泰九) 牧歌舎 定価(本体1600円+税)

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