カラウパパ(ハワイ・モロカイ島)の歴史を記録したジャーナリストのジョン・タイマン(John tayman)が,2006年に出版した「The Colony」という本を,少しづつ読んでいます。
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ハワイ王国時代の1885年に始まったハンセン病隔離政策は,ローレンス・ジュッド(1929年から1934年までの間,ハワイ領知事)による見直しを経て,ハワイ州になってから10年後の1969年まで続きました。そして,カラウパパにおいて,1930年代後半の一時期,ハンセン病患者に対する断種手術が実施されたことや,その経緯が書かれています。
2004年夏,カラウパパ・コミュニティで暮らす人は,20数名,平均年齢76歳とあります。
ハンセン病市民学会年報2006に,森川恭剛先生が,「カラウパパにおける断種手術」という,この本の紹介論文を書いておられます。
なお,森川先生が上記論文で引用されています
Tayman 「Colony」,Tony Gould 「A Disease in the Modern World」,Ted Gugelyk and Milton Bloombaum「The separating Sickness」
は,愛生歴史館の2Fの図書室に所蔵しています。興味のある方は,是非,一読を。
Tayman 「Colony」,Tony Gould 「A Disease in the Modern World」,Ted Gugelyk and Milton Bloombaum「The separating Sickness」
は,愛生歴史館の2Fの図書室に所蔵しています。興味のある方は,是非,一読を。
カラウパパ国立歴史公園のHP
カラウパパ国立歴史公園へは,ホノルル空港(オアフ島)から,モロカイ空港まで行き,そこからレンタカーで国立公園の背後に控える500mの断崖の上まで行き,さらに,そこからミュールで、500mの断崖を降りるコースと,直接に国立公園内のカラウパパ空港に降りるコースの二通りがあります。
いずれも歴史公園内を,カラウパパの居住者がボンネットバスで,歴史施設を解説しながら巡ります。
いずれも歴史公園内を,カラウパパの居住者がボンネットバスで,歴史施設を解説しながら巡ります。
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