"療養所の将来構想"カテゴリーの記事一覧
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今年4月1日のハンセン病問題基本法の施行を受けて、岡山県選出の国会議員で構成する超党派の議員懇談会(「地域議懇」)が発足することになりました。
4月27日(月)、初会合が、東京都千代田区の衆議院議員会館で開催されます。同会合には、両園の入所者自治会と瀬戸内弁護団からも参加します。今後、この地域議懇において、岡山にある国立ハンセン病療養所長島愛生園、邑久光明園の将来構想について話し合いをすることになりました。
毎日新聞:ハンセン病:基本法制定 議員懇談会が4月27日(月)発足 超党派、東京で初会合/岡山
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20090425ddlk33040696000c.html
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昨日(3月5日)午後、東京都内で、全療協、原告団、全国弁連、全医労、ハンセン病市民学会、同首都圏市民の会で構成する「ハンセン病療養所の将来構想をすすめる会」の会合があり、出席してきました。
①現在、厚生労働省が、パブリックコメントを募集している、厚生労働省設置法第16条第9項の規定による国立ハンセン病療養所の利用に関する省令案(仮称)についての「すすめる会」の意見のとりまとめ、②国立ハンセン病療養所の定員削減問題への取り組み、③退所者入院制度、④国立ハンセン病療養所の介護関係実態調査の進め方等について、意見交換を行いました。
なお、「すすめる会」では、この度、ハンセン病問題基本法の理解と活用に役立てるために、「ハンセン病問題基本法の手びき」(定価300円)という小冊子を作りました。今後、全療協やハンセン病市民学会などで、希望者に販売していく予定にしています。
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昨年6月に成立したハンセン病問題基本法を受けて、国立ハンセン病療養所では、将来構想の検討が進められています。
岡山でも、ハンセン病療養所の将来構想を進める岡山の会が、先日、岡山にある長島愛生園・邑久光明園の将来構想のあり方を検討するための、岡山県との勉強会を開催しました。
菊池恵楓園がある合志市では、菊池恵楓園自治会、恵楓園の将来を考える会、合志市、合志市議会、熊本県等からの委員からなる将来構想検討委員会が結成され、第1回(平成20年11月26日)、第2回(平成20年12月15日)の会合が開催され、その資料及び議事録等が公開されています。
合志市のHP
http://www.city.koshi.lg.jp/base/pub/default.asp?c_id=44&mst=0
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将来構想を検討していた、国立ハンセン病療養所大島青松園は、現状維持を基本方針とし、国に対して将来構想の具体的ビジョンを示すよう要望することを決定したそうです。
四国新聞
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20090219000114
四国新聞によると、以下のとおりです。
国立ハンセン病療養所を地域に開放する「ハンセン病問題基本法」の4月施行を前に、将来構想を検討している香川県高松市庵治町の大島青松園は18日まで に、現状のハンセン病療養所単独のまま体制を維持・継続することを基本方針とし、国に対して将来構想の具体的なビジョンを示すよう要望することを決めた。
同法では「療養所の土地・設備を地方公共団体または地域住民の利用に供する」ことを認めており、療養所での地域住民の診療が可能となる。高齢化で存続が 危ぶまれる療養所の可能性を広げるのが狙いで、全国13カ所の療養所が3月末までに将来構想をまとめることになっており、大島青松園でも昨年11月に入所 者自治会で検討委員会を立ち上げ協議していた。
入所者自治会はアンケート調査なども参考に将来構想を検討し、基本方針として▽大島に永住する▽現状のハンセン病療養所単独での体制を維持継続する▽現 在の医療・看護・介護の体制を維持継続する▽今後、国に将来に向けた具体的なビジョンの提示を求める―などを申し合わせた。
入所者自治会の森和男会長は「基本法の施行は喜ばしいが、大島には離島というネックがあり、将来構想と言われても具体案がなかなか出てこない。不便な場所に作ったのは国であり、具体的なビジョンを国が示すべき」と話している。
全国13カ所の療養所の入所者は約2700人。大島青松園の現在の入所者は121人で、ピーク時の約2割。平均年齢は79歳と、他の療養所と同様に高齢化が進んでいる。 -
ハンセン病問題基本法(ハンセン病問題の解決の促進に関する法律)の制定を受け、ハンセン病療養所では、将来構想をどのように描き、どのようにして実現していくのかが、最重要な課題となっています。
将来構想を実現するためには、今後、国、県、市などの連携が重要となってきます。いくつかの療養所では、将来構想のブランも発表され、また地元選出の国会議員や県議、市議のネットワーク(地域議懇)も立ち上がっています。
岡山でもこの方向を進めるため、本日午前1時から、弁護団3名、長島愛生園、邑久光明園の入所者自治会の会長、副会長の皆さん方と一緒に、江田五月議長と面談しました。法律制定後の各地での取り組み状況についての説明を行い、岡山での今後の進め方について、江田議長から大変有益なご意見等をうかがうことができました。http://www.eda-jp.com/(「活動日誌」7月26日)