7月22日(日)、トヨタ財団の2005年度研究助成(2005年11月1日~2007年10月31日の2年間、600万円)を受けて、「ハンセン病関連資料整備・保存活用研究会」が進めている、「ハンセン病施設における関連資料の整備集成並びに環境保全に関する研究」の最終報告書作成に向けた会合が、長島愛生園で行われ、共同研究者があつまりました。
本研究の目的は、「社会の病」とも言うべきハンセン病にまつわる関連資料の整備集成を行い、これを通して科学・技術と社会・文化との相互作用を、近代化の視点から歴史実証的に明らかにし、人類共通の遺産として、また社会的文化遺産として、人間の尊厳に対する民族の枠を超えた人類愛の歴史を開くことに寄与することにある。これを遂行するために、当事者、研究者、ボランティアの力を結集して資料の整備集成を行うとともに、環境に配慮した資料の保存方法と既設建築を利用した環境保全に関する調査研究を併せて行う。
また、これらの諸活動の中から、人の権利の向上や関係諸学の研究に携わる人材やグループを育成し、地域社会における多元価値創造への貢献も目的としています。
そして、本研究では、愛生園、恵楓園・待労院、神山復生記念館において、資料の整備集成及び環境調査を行ってきました。愛生園での資料整備集成の作業には、「ゆいの会」が協力をさせていただいています。
本研究会が行っている資料整備集成が、ハンセン病問題の歴史を後世に伝えるために、極めて重要な意義を有することはいうまでもないことですが、この成果が、出版物のかたちで残されること、さらに、今後も、これらの施設において、これらの資料が活用されるように、ネットワークが構築されることを期待したいと考えています。
本研究の目的は、「社会の病」とも言うべきハンセン病にまつわる関連資料の整備集成を行い、これを通して科学・技術と社会・文化との相互作用を、近代化の視点から歴史実証的に明らかにし、人類共通の遺産として、また社会的文化遺産として、人間の尊厳に対する民族の枠を超えた人類愛の歴史を開くことに寄与することにある。これを遂行するために、当事者、研究者、ボランティアの力を結集して資料の整備集成を行うとともに、環境に配慮した資料の保存方法と既設建築を利用した環境保全に関する調査研究を併せて行う。
また、これらの諸活動の中から、人の権利の向上や関係諸学の研究に携わる人材やグループを育成し、地域社会における多元価値創造への貢献も目的としています。
そして、本研究では、愛生園、恵楓園・待労院、神山復生記念館において、資料の整備集成及び環境調査を行ってきました。愛生園での資料整備集成の作業には、「ゆいの会」が協力をさせていただいています。
本研究会が行っている資料整備集成が、ハンセン病問題の歴史を後世に伝えるために、極めて重要な意義を有することはいうまでもないことですが、この成果が、出版物のかたちで残されること、さらに、今後も、これらの施設において、これらの資料が活用されるように、ネットワークが構築されることを期待したいと考えています。
PR
コメント