5月31日(木)、愛生歴史館の案内ボランティアでいってきました。
午後から、岐阜市立精華中学校から修学旅行生84名が、愛生歴史館を訪問されました。
広島の原爆資料館と長島愛生園でのハンセン病の学習(歴史館、園内フィールドワーク、語り部の話)を、研修のメインテーマに取り上げたということでした。
歴史館では宇佐美治さんと私が案内を担当し、園内の施設は、学芸員の田村朋久さんが案内を担当しました。その後、福祉会館に場所を移し、宇佐美さんの1時間あまりの講演と質疑応答があり、とても、生徒の皆さんの講演を聞く姿勢がまじめで、宇佐美さんも一段と力が入り、話はかなりご自分の身の上話にも及び、質問にも丁寧に答えておられた。
当日は、この様子を、山陽放送の萩原記者と宮崎カメラマンが取材をされており、生徒の皆さんのまじめな態度に、感銘を受けていました。このときの様子は、翌6月1日の山陽放送の夕方のニュースで放映されました。
山陽放送の萩原記者と宮崎カメラマンは、先日の草津でのハンセン病市民学会にも取材にかけてくれていました。当日の学会には、新聞社の取材はありましたが、テレビ局の取材はほとんどなかったようであり、岡山から駆けつけた熱意には、本当に敬意を表したいと思いました。
愛生歴史館は、ここ1年は年間約1万人のひとが訪れ、訪問者が増加しています。それだけ当会の運営ボランティアの役割も重要になってきていますが、今後も、さらに若い人たちが長島を訪れて、自分の目で、耳で、ハンセン病の歴史を学んでほしいと願っています。
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