"ハンセン病補償法"カテゴリーの記事一覧
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2010年12月13日、厚生労働省(中央会)は、韓国の「小鹿島更生園」に終戦前入所し、その後韓国内の定着村(http://www.mognet.org/hansen/korea/village/)に暮らしている35名に対し、「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」(ハンセン病補償法)に基づき、補償金を支給することを決定しました。
1月以来の補償金支給決定でしたが、この間に追加申請もあり、現在も若干数の未認定者がおられます。日本のソロクト弁護団と韓国弁護団が協力していて,早期解決に向けて取り組んでいます。
ソロクト弁護団
http://www15.ocn.ne.jp/~srkt/diary.html
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昨年末から今年の1月末まで,ソロクト弁護団は韓国弁護団と協力して、戦前、韓国のハンセン病療養所「小鹿島(ソロクト)更生園」に入所していた43名について、全力で、「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」(ハンセン病補償法)に基づく補償金の支給決定をえるための認定資料の作成に取り組み、厚生労働省に認定資料を送付していました。
その結果、2月9日、中央会で43名全員に補償金の支給が決定しました。
今回の43名のなかに、ソロクト最後の未認定者も含まれており、東京地裁で敗訴し東京高裁に控訴していた「小鹿島(ソロクト)訴訟」の原告全員の補償請求について認定されたことになり、訴えは取り下げる見通しとなりました。
今回の決定により、まだ補償金の支給決定がなされていない人は、小鹿島更生園を出て韓国内の定着村で生活している人ら22名となりました。
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2008年12月25日、日本が戦前、韓国につくったハンセン病療養所である「小鹿島更生園」に、終戦前入所していた方22名に対し、「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」(ハンセン病補償法)に基づき、補償金を支給する決定がなされました。
今回の22名のうちには,小鹿島(ソロクト)に在住の方2名が含まれており,ソロクト在住の方はあと1人のみとなりました。来年年明けの審査会での認定となることを願っています。
ソロクト弁護団は,韓国弁護団と協力して,残りの未認定者が出来る限り早期に支給決定を得ることができるよう,全力で取り組んでいるところです。
なお、この間、若干の追加申請があり,残り未認定者は65名となっています。
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平成20年2月26日、中央審査会は、日本の植民地時代に開設された小鹿島(ソロクト)更生園に、終戦前に入所していた人35名に対し、「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」に基づき、補償金を支給することを決定しました。
この回の認定により、現在も小鹿島(ソロクト)に居住している方のうち支給決定を受けていない方は、死亡した方を除くと、2名を残すのみとなりました。
平成20年2月27日現在の、請求者数と認定状況は以下のとおりです。
請求者数は、台湾楽生院28名、小鹿島更生園元入所者441名
認定者数は、台湾楽生院28名、小鹿島更生園元入所者308名
未認定者は、台湾楽生院0名、小鹿島更生園元入所者133名(小鹿島(ソロクト)に現在も居住している方と戦後ソロクトを出て定着村で生活している方を含む)
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昨日(9日)、ソロクト弁護団会議が東京であり、出張していました。
韓国全羅南道にある小さな島、小鹿島(ソロクト)に,日本の植民地下にハンセン病療養所「小鹿島(ソロクト)更生園」が開設されました。
解放前に、その小鹿島更生園に強制収容されていた元入所者の補償金支給問題については、日本と韓国の弁護士が共同で取り組んでいます。補償金支給認定を受けるには、戦前にハンセン病を発症し、戦前にソロクトに入所していたことが要件となっています。しかし、ソロクトでは解放時に病院の記録等は廃棄されているため、戦前入所を立証することが困難なケースが少なくありません。そのため、さまざまな手がかりを求めることが必要となっています。
昨日の会議では、一日も早い認定が実現するため、さらなる資料の探索、入手、陳述書等の作成などの方策について、検討しました。
小鹿島更生園元入所者への補償金支給認定の審査のための中央審査会は、先月と今月は、委員の日程調整ができず開催されないとのことです。速やかに、審査会が開催され、一日でも早く、一人でも多くの方が認定されることを強く望んでいます。