"講演会・シンポジウム"カテゴリーの記事一覧
-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
2013年12月19日,都内の日本青年館において,ハンセン病療養所の将来構想をすすめる会などの主催による,ハンセン病問題の市民集会「未来へ紡げ 療養所の思い」が開催され,約350名の方々が参加しました。
療養所の現状や課題について,全国ハンセン病療養所入所者協議会の神美知宏会長が,療養所の職員削減により療養所における入所者の生存権の保障さえ危うくなっている現状等について基調報告を行い,続いて講演された,邑久光明園の時岡裕美子看護部長は,同園の看護・介護の現状を説明した上で,療養所での入所者の人権をどう守っていくべきか,さらにまだ何も解決していない社会における人権回復にどう取り組んでいくべきかについて話をされた。多くの参加者に共感を呼んだのではないかと思う。
12月25日には,全療協代表らによる厚生労働大臣面談が行われ,政府へこの問題の解決を迫って行くことになっている。
PR -
長島愛生園歴史館と公益財団法人笹川記念保健協力財団の主催による下記講演会の開催の案内と後援依頼が,ハンセンボランティア「ゆいの会」にありましたので,紹介します。
名称:ハンセン病が紡ぐ世界の色彩~日本とエチオピア
日時:平成25年11月10日(日)13:30~17:00
場所:岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)コンベンションホール
主催:長島愛生園歴史館,笹川記念保健協力財団
共催:国立療養所長島愛生園,長島愛生園入所者自治会,長濤会
内容の詳細は,長島愛生園歴史館あるいは国立療養所長島愛生園のウエブページに掲載されるのではないかと思いますので,ご確認ください。
歴史館 http://aisei-rekishikan.jp/index.html
-
岡山弁護士会は,10年前,ハンセン病被害者サポートセンターを立ち上げました。
ハンセンサポートセンターは,長年に亘り,らい予防法及び国のハンセン病隔離政策の下で,ハンセン患者・回復者の方々が甚大な人権侵害を被ってきたことについて,法曹としてこれを看過してきた反省を踏まえ,弁護士会としてハンセン病問題の解決に全力で取り組むことを目的として設立されました。
単位弁護士会としては,全国初めての取り組みでした。
同センターでは,岡山の長島愛生園及び邑久光明園の入所者の皆さんへの法律相談や,市民へのハンセン病問題についての啓発,並びに人権教育の実施を通じて,ハンセン病患者・回復者の方々の名誉回復,差別偏見の解消,ハンセン病の歴史の継承,さらに,個人の尊厳,人権の大切さを広く市民に伝え,差別のない社会を目指しています。
同センターは,このたび,設立10周年を迎え,下記の講演会を企画しました。
日時:平成25年8月24日(土)午後2時~5時(開場:1時30分)
場所:岡山弁護士会館 2階 大会議室
講師:,内田博文神戸学院大学教授,徳田靖之弁護士
テーマ:「機能しなかった司法〜差別・偏見が起こした『菊池事件』」
無料,どなたでも参加できます。予約不要。
問い合わせ先 岡山弁護士会(電話086-223-4401)
講演会のプログラム,その他詳細については,下記岡山弁護士会のウエブページを参照ください。
http://www.okaben.or.jp/news/index.php?c=topics_view&pk=1375946221
-
ハンセン病問題を正しく理解するための語り部講演会について
6月23日(日)上記講演会が,岡山市内で開催されますので,ご案内します。是非,ご参加ください。
1.目的
ハンセン病問題に対する正しい知識と理解を促進し、偏見や差別を解消するため、国立ハンセン病療養所入所者による講演及び普及啓発DVDの上映を実施する。
2.日時
平成25年6月23日(日)13:30から15:30まで
(参考)6月22日「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」関連行事
3.場所
岡山県立図書館2階 デジタル情報シアター(岡山市北区丸の内2-6-30)
4.主催及び共催
主催:岡山県
共催:岡山県立図書館
5.内容
(1)DVD上映
普及啓発DVD「人間回復の橋、心のかけ橋となれ」
(2)語り部講演
講師:国立療養所邑久光明園入所者 屋 猛司 氏
(3)意見交換
6.その他
(1)定 員 82名
一般県民、教育関係職員等
(2)申 込
住所、氏名、連絡先を記入し、インターネット、FAX、郵便のいずれかの方法で平成25年6月20日必着のこと。
(3)入場料 無料
(4)駐車場 1時間100円(認証を受けると1時間のみ無料になります。) 出来るだけ公共交通機関を御利用ください。
(5)問合せ先
岡山県保健福祉部健康推進課感染症対策班
Tel.086-226-7331
Fax.086-225-7283
(6)申込先 健康推進課HP: http://www.pref.okayama.jp/soshiki/36/
-
国立ハンセン病資料館は,高松宮記念ハンセン病資料館として,1993(平成5)年6月25日に開館してから,20周年を迎えます。
これを記念して,6月25日(火)から7月28日(日)まで記念展が行われるほか,講演会,座談会などいろいろな行事が予定されています。
2002年に設置されたハンセン病資料館施設整備等検討懇談会(座長・大谷藤郎)に参集者として参加させていただき,故大谷藤郎先生とも親しくお話をさせていただく機会を得たことは,大変貴重な経験となりました。
6月25日の行事には参加予定です。
詳しくは,下記ウエブサイトでご覧下さい。
開館20周年記念事業|国立ハンセン病資料館
-
ハンセンボランティア「ゆいの会」は,「もういいかい ハンセン病と三つの法律」(監督:高橋一郎)の岡山上映会を開催します。多くの団体から共催及び後援を頂きました。有難うございました。
1907年の「癩予防二関スル件」,1931年の「癩予防法」,そして1953年の「らい予防法」という,ハンセン病患者の隔離収容を定めた3つの法律の下において,我が国のハンセン病療養所の中で何が行われ,入所者がどのような生活を送ってきたのか。
映画「もういいかい ハンセン病と三つの法律」は,当事者を含む,多くの関係者の証言に基づいて,先の三つの法律の下での,89年に及ぶ絶対隔離政策の歴史を描いています。
今,我が国を含めた各国で,この歴史を遺産としてどのように保存し,さらに次の世代にいかにして語り継いでいくかが喫緊の課題となっています。
主催:ハンセンボランティア「ゆいの会」
共催:岡山弁護士会,ハンセン病国家賠償請求訴訟瀬戸内弁護団
上映日時:2013年(平成25年)4月6日(土)午後2時
上映場所:岡山県総合福祉会館 1階大ホール
鑑賞券:500円(税込)
後援:岡山県,岡山市,瀬戸内市,岡山県看護協会,岡山県社会福祉協議会,岡山市社会福祉協議会,赤磐市社会福祉協議会,瀬戸内市社会福祉協議会,備前市社会福祉協議会,長島愛生園入所者自治会,邑久光明園入所者自治会,岡山県青年司法書士協議会,岡山県精神保健福祉士協会,岡山医療ソーシャルワーカー協会,岡山県社会福祉士会,岡山パブリック法律事務所,ハンセン病療養所の将来構想をすすめる会・岡山,朝日新聞岡山総局,毎日新聞岡山支局,読売新聞岡山支局,産経新聞社大阪本社,山陽新聞社,RSK,岡山放送,RNC西日本放送,TSCテレビ瀬戸内(順不同)
映画の詳細,チケット等お問い合わせ先は,チラシ -
ハンセンボランティア「ゆいの会」は,来年(2013年)4月6日(土),岡山県総合福祉会館1階大ホール(岡山市石関町)で,ハンセン病問題を描いた映画「もういいかい」
の上映会を開催することを決定しました。
ドキュメンタリー映画「もういいかい ハンセン病と三つの法律」
ゆいの会主催の上映会は,菊池事件を扱った「新・あつい壁」に続き,2回目となります。
後日,上映会のチラシ等ができましたら,本ブログでもお知らせします。
大勢の市民の方々にご覧いただきたいと願っています。
-
11月5日,東京都内(「科学技術館」)で,「いまハンセン病療養所のいのちと向き合う! 実態を告発する市民集会」が開催され,約450名を超える市民が結集しました。
集会では,回復者,全療協,ハンセン国賠弁護団からの訴えが続きました。
入所者の高齢化に加え,ハンセン病特有の障害のために,一層の介護,看護が必要となっているにもかかわらず,国の公務員定数削減の方針の影響をまともに受けて,介護,看護の質が著しく低下し,入所者の人間としての尊厳までもが損なわれる深刻な事態も引き起こされている国立ハンセン療養所の実態を訴えました。
この介護,看護の問題は,ハンセン病療養所においては,まったなしの喫緊の課題であり,80歳代から90歳代というハンセン病回復者が命がけでハンストをし,この状況を変革したいと強い決意をしています。
ハンセン病回復者の闘いに対する,市民一人ひとりの深い理解と支援が,今こそ必要とされています。
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20121106k0000m040118000c.html