"ハンセンボランティア養成講座"カテゴリーの記事一覧
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当会が,6月から開催する「第7回ハンセンボランティア養成講座」の申し込みを受付中です。
昨日現在で,すでに一般社会人や大学生の方々から,20名の申し込みがあります。定員は30名を予定しています。
講座の内容,問い合わせ先,申込先は,本ブログ(平成20年4月28日の記事)に掲載していますので,ご覧下さい。
下記,「おかやまボランティア・NPOの森」HPにも掲載しています。
http://www.fukushiokayama.or.jp/vola/
「講座・イベントのお知らせ」の 「一覧へ」をクリックしてください。
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ハンセンボランティア「ゆいの会」では、岡山県にある国立療養所長島愛生園と邑久光明園でのボランティアを養成するための「第7回ハンセンボランティア養成講座」を開催します。
第7回ハンセンボランティア養成講座の募集要項、申し込み方法については、以下のHP「おかやまボランティア・NPOの森」の『講座・イベントのお知らせ』(「一覧」をクリックしてください)にも掲載されています。参照ください。
とても充実した講座を用意していますので、ぜひ興味のある方は、お問い合わせください。
「おかやまボランティア・NPOの森」HP http://www.fukushiokayama.or.jp/vola/ -
ハンセンボランティア「ゆいの会」は、第7回ハンセンボランティア養成講座を、下記のとおり開催します。
1.目的 ハンセン病に対する理解を深め、国立療養所「邑久光明園」や「長島愛生園」に入所されている方々が、地域の中で生きがいを持って生活ができ、少しでも社会参加が広がることを願い、その支援をするボランティアを養成するために開催します。
2.主催 ハンセンボランティア「ゆいの会」
3.共催 岡山市社会福祉協議会 西大寺支部
4.後援 ((財)岡山市ふれあい公社 西大寺ふれあいセンター
5.日時 *①6月7日(土)、②6月21日(土)、③6月28日(土)、④7月5日(土)
6.場所 *1回目、3回目は西大寺ふれあいセンター、*2回目、4回目は邑久光明園
7.募集定員 30名
8.参加費 2,000円
9.応募方法 住所、氏名、連絡先(自宅電話、メールアドレス、携帯番号・携帯アドレス等)を記入の上、お申し込みください。
10.申込先(問い合わせ先)
〒700-0817岡山市弓之町1-17五藤ビル4階
山本勝敏法律事務所(ゆいの会事務局長)
電話086-234-1711
FAX086-234-8696
メールアドレス/mailto:hvlt-unei-owner@yahoogroups.jp
11.締め切り 定員になり次第締め切ります。
第7回ハンセンボランティア養成講座日程表 (講師敬称略)
開催日時
テーマ・講師
場所
①6月7日(土)
13:00~
13:20~14:50
15:00~16;30
開会式
①医学/邑久光明園園長牧野正直
②歴史法律/弁護士山本勝敏
西大寺ふれあいセンター
②6月21日(土)
10:00~12:00
13:00~15:00
③フィールドワーク
④介護実践/邑久光明園岡田看護部長他国立療養所邑久光明園
③6月28日(土)
13:30~16:30
⑤ボランティアを始める前に/関西福祉大学
社会福祉学部
助教授 平松正臣西大寺ふれあいセンター
④7月5日(土)
13:00~15:20
15:30~16:30
⑥入所者との懇談会
⑦ボランティア実践から学ぶ/当会会員
オリエンテーション
閉校式
国立療養所邑久光明園
講師/入所者自治会役員
*邑久光明園で開催する2回目、4回目講座に参加される方は、JR赤穂線邑久駅から実行委員が送迎します。
第7回「ハンセンボランティア養成講座」参加申し込み書
氏名
住所
連絡先
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昨日(7月7日)、第6回ハンセンボランティア養成講座(第4日)が開催され、予定の全日程を終了しました。
当初から参加していた23名全員が全過程を終了し、修了証をお渡しすることができました。
昨日は、長島愛生園で、①ボランティア実践から学ぶ。②入所者懇談会。③オリエンテーション、④修了式を行いました。
まず、午後1時からの、愛生園事務本館大会議室で行った「ボランティア実践から学ぶ」では、当会ボランティア会員の武田さん(会社員)と八谷さん(医療ソーシャルワーカー)が、パワーポイント使って、自らのボランティア実践について紹介しました。
武田さんは、愛生歴史館での運営ボランティアの体験とボランティアの楽しさを話してくれました。
八谷さんは、外出などの付き添いボランティア、入所者の自宅での朗読、パソコン指導、お話相手、退所者への支援ボランティア、バスレク、夏祭り、忘年会などの交流会など、当会のさまざまなボランティア活動について、体験を交えて紹介してくれました。
お二人とも、自ら楽しみながらボランティアをしていること、ボランティア活動を通じてのさまざまな人との出会いのすばらしさを話をされていました。
午後2時からは、受講生と運営委員が、5つのグループに分かれ、入所者5名の方々から、約1時間、これまでの人生の歩みや思いを伺いました。
午後3時からは全体での振り返りを行ったあと、修了式を行いました。
その後、福祉会館で、懇談会に参加していただいた高瀬重二郎自治会長をはじめとする入所者5名の方、当会の運営委員7名(近藤、金田、山本、志賀、池元、森田、八谷)、第6回受講生23名、当会の会員4名と山本勝敏弁護士(当会事務局長)のもとで修習中の司法修習生1名が参加して、大懇親会を行いました。
入所者の方々からはボランティアに期待することなどをお話いただきました。運営委員はそれぞれが当会にかける思い等、受講生は講座を受講しての感想を述べてくれましたが、みんなが、さらにボランティア活動を通じてもっとこの問題に関わっていきたいという気持ちを述べてくれました。
今回の懇親会は、笑いにつつまれ、これまでにも増して、とても楽しく充実した会になりました。
今回、特筆すべきは、懇談会後、すべての受講生がボランティア登録をしてくれたことでした。
また、今回、当会のボランティアとして活躍してくれている会員の方々が、手作りの食べ物をたくさん持って参加してくれました。
さらに、当会の賛助会員の「藤ひろ」さん
(http://www.fujihiro-sakuraya.com/)から、30人分の豪華なばら寿司、ジュース、お茶の差し入れがありました。本当に有り難うございました。
愛生歴史館の学芸員田村朋久さんには、今回も最後まで、本当にお世話になりました。
当会の活動が、多くの人に支えられて、楽しく続けられていることをあらためて実感した日でした。
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本日13時30分から16時30分まで、当会のハンセンボランティア養成講座(3日目)が、岡山県生涯学習センターで行われました。
関西福祉大学社会福祉学科助教授 平松正臣先生に「ボランティアとは」と題して講義をしていただきました。
あらためて、当会の活動を、ボランティアの原点に立ち返って見つめ直す、よい機会となりました。
(レジュメ)
ボランティアとは
1 福祉とは
2 ボランティアとは
ボランティアの語源
3 ボランティアの原則
4つの原則・・・主体性、連帯性、無償性、創造性
4 ボランティア活動の特徴
①双方向の関係づくり
②自己責任にもとづく活動
③多彩は価値観にもとづく活動
④共感、人権、共生にもとづく活動
5 ボランティアの役割
6 ボランティアの担い手
7 ボランティア活動の心構え
講義に引き続き、グループワークでは、3人一組で「ブラインド・ウォーク」を行い、介護者、被介護者、傍観者の立場から振り返りを行い、コミュニケーション体験について学びました。
次回の養成講座(4日目)は、7月7日、長島愛生園で行います。
なお、今日は、当会の運営委員であるSWの方々が中心となって関わっている、原爆症認定訴訟を支援する岡山の会 http://hibakusyasasaeru.blog89.fc2.com/ 主催の「川中優子さんを励ます平和の夕べ」という集会も、午後5時30分から7時30分まで、岡山駅西口の「国際交流センター」で開催されました。
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7月7日(土)のボランティア講座の最終回(第4回講座)の予定をお知らせします。
1 集合場所午後0時55分 長島愛生園本館二階大会議室
2 概要
午後1時より、ボランティア実践から学ぶ報告者 八谷、武田パワーポイント用機器(田村さん準備)
午後1時40~50分ころから、入所者懇談会1時間位出席いただける入所者の皆さん5名懇談場所は、福祉会館、歴史館二階、福祉面会室
自宅、自治会会議室午後3時から、受講生代表による感想発表
3 午後3時20分から、オリエンテーション運営委員と受講生とで懇親会を行います。なお、次回の第3回講座は、6月30日、岡山県生涯学習センターです。
第3回講座時、テレビ大阪「ボランティア21」の撮影取材が予定されています。
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本日(6月17日)、第6回ハンセンボランティア養成講座の「フィールドワーク・介護実践」が、国立療養所長島愛生園で開かれました。今回も養成講座受講者ほぼ全員と運営委員、総勢30名余が参加しました。
午前10時から、愛生歴史館で歴史館運営委員の宇佐美治さんの挨拶のあと、同館学芸員の田村朋久さんに歴史館の展示案内をしていただき、その後、引き続き、収容桟橋、回春寮、目白寮跡、監房、納骨堂、恵の鐘(光が丘)を、約1時間をかけて、順次案内して解説をしていただいた。
田村さんからは、長島愛生園歴史館の目的についての説明があり、また園内の見学を行う前にある程度の基礎知識を得てもらう「園内見学のための情報発信基地」としての役割があるとの説明がありました。
長島は、入所者の生活の場であるとともに、ハンセン病の歴史を後世に正しく伝え、今後同じような過ちを繰り返させないために、一人ひとりがなにをなすべきかを考える、まさに国立歴史公園ともいうべき役割を担っていると思います。
午後は、長島愛生園の副看護師長の梶原恵永子さんと山根由佳さんから、1時から1時30分まで、本館大会議室で、パワーポイントを使った介護実践の講義を受けました。
講義では、一、老齢期・ハンセン病後遺症の特徴、二、ボディメカニズムについて、パワーポイントを用いて、わかりやすく講義をしていただきました。
(パワーポイントによるプレゼンの内容)
1,介護とは、2,老年期の特徴、3,ハンセン後遺症の特徴、4,下垂足と補装具、5,末梢神経障害(手指)、6,食事に関すること、7、移動(移動手段)、8,移動(ボディメカニクスについて)、9,介護者の心構え
また、昼食後の1時30分から3時までは、大会議室で「歩行の介助」、南治療棟内外での「車いすの介助」、に関する介護実践の指導をしていただきました。
受講生は、介護にあたっての、被介護者の立場にたった介護のあり方や声かけの大切さを、改めて学んだことを感想として話をされていました。
田村さん、宇佐美さん、梶原さん、山根さん、本当にお世話になりました。
講座修了後、黒井山グリーンパークで開催中の「長島からの風~生き抜いた証に~」第1回ハンセン病啓発展示会に立ち寄り、一人一人の思いのこもった作品を鑑賞しました。
次回(第3回)は、6月30日(土)午後1時~4時30分、岡山県生涯学習センターでの関西福祉大学の平松先生による「ボランティア学」の講義&グループワークです。お楽しみに。
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長島愛生園入所者自治会から、ハンセン病啓発展示会「長島からの風~生き抜いた証に」の案内が届きました。ぜひ、お立ち寄りください。明日から一週間です。
第6回ハンセンボランティア養成講座の17日のフィールドワーク(長島愛生園)に参加される方は、帰りにでもいかがですか。
場所:「道の駅」 黒井山グリーンパーク ゆうゆう交流館
期間:平成19年6月15日(金)~21日(木)
時間 午前9時~午後6時(最終日は午後3時まで)
出品作品:絵画・陶芸・写真・書道・俳句・川柳、啓発パネル他
主催/後援:長島愛生園入所者自治会/長島愛生園
黒井山グリーンパーク
→ http://www16.ocn.ne.jp/~yuu-yuu/roadstation/kuroi/kuroisan-GP.html -
第6回ハンセンボランティア養成講座で、「プロミン」について、日本での導入がおくれた理由等について、質問がありましたので、簡単にお答えします。
1940年7月、カーヴィルの病院長となったガイ・H・ファジェット医師(Dr Guy H.Faget)が、デトロイトの製薬会社パーク=デーヴィス(Parke-Davis)が販売していたスルフォン剤である「プロミン」(商品名)を、1941年(昭和16年)から、ハンセン病患者の治療に用い、1943年(昭和18年)に、この病気に有効であることを発表しました。
その効果は“Miracle at Carville”とまで言われるものでした。
ファジェット医師の専門は結核であり、ハンセン病に関しては、二人の前任者ほど豊富な経験を持っていませんでしたが、結果的にはそのことが幸いしました。
彼は、結核の治療薬がハンセン病の治療に応用できるかもしれないと考えました。
ところで、プロミンが作られる元の化合物は、1908年(明治41年)に、ドイツの化学者たちによって合成されていたジアミノジフェニルスルホン(一般にはDDSと呼ばれている)と呼ばれるものでした。
フランスの化学者たちもプロミンで実験していましたが、その抗菌性について試験を行ったのは、1937年になってからでした。
パーク=デーヴィスの医師らは、結核菌を植え付けたモルモットに、プロミンが効果があるかどうかの実験をしていましたが、結核患者には毒性が強すぎて使えませんでした。
そこで、パーク=デーヴィスは、ファジェット医師に、カーヴィルで、「プロミン」を実験する気があるのであれば、無償でよろこんで提供することを申し出たそうです。ところで、ファジェット医師が、「プロミン」の有効性を発表したころは、日本と米国は戦争中であり、戦前、プロミンは日本に入ってきませんでした。
しかし、プロミンがらい菌に対して効力を持つという情報を中立国を通じて知った、 東京大学医学部薬学科石館守三教授は、ただちに研究に着手し、その同じ年に独力でほぼ同じ成分のスルフォン剤の合成に成功しました。
そして、1946年(昭和21年)4月、石館教授は国産プロミンの合成に成功しました。
一方、カーヴィルで発行されていた『スター』等で、「プロミン」のことを知った長島愛生園の光田健輔園長は、1946年(昭和21年)春、GHQのサムス公衆衛生局長に接触し、米国のファジェット博士のハンセン病に対する「プロミン」治療の論文を入手し、その年の秋には、東京大学医学部薬学科の石館守三教授が合成した日本製の「プロミン」を使って、その効果を追試しました。担当したのは、当時、愛生園で一番若い犀川一夫医師と横田篤三医師でした。
犀川医師らも、その有効性を確認し、その後、ハンセン病療養所入所者らのプロミン獲得運動などを経て、日本のハンセン病療養所で、プロミンがハンセン病の治療薬として使われるようになります。
愛生歴史館2階の資料室には、以下の関連書籍等があります。興味がある方はご覧ください。
「The promin treatment of Leprosy -a progress report」(Faget Guy Henry et al ,Health Rep (Wash. ), v. 58, #48, p. 1729-41, 11 / 26 / 1943)
「Miracle at Carville」(Martin, Betty)
「Carville;Remembering Leprosy in America」(Marcia Gaudet and Jame(FWD))
「Don't Fence Me In」(Tony Gould)
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昨日(6月3日)から、当会の第6日ハンセンボランティア養成講座が始まりました。
受講生は24名。ことしは、社会人に加え、川崎医療福祉大学、関西福祉大学の学生さんたちが、大勢参加してくれています。若い世代もこの問題に関心を持ってくれていることが、運営委員一同大変うれしいです。今回も充実した講座になるようにがんばっていきたいと考えています。
第1回は、県生涯学習センターで午後1時からの開校式のあと、1時5分から4時まで、前半が、近藤剛(弁護士)が法律・歴史の講義を行い、後半は、愛生園長藤田邦雄先生に医学の講義をしていただきました。
(前半の講義)
我が国におけるハンセン病政策の歴史と今後の課題について、パワーポイントで紹介。
資料として、
①パワーポイント資料
②第18回日本生命倫理学会年次大会(於:岡山大学) ワークショップ「ハンセン病と生命倫理学 これからとこれまで」において講演資料として配布した「ハンセン病問題の現状と今後の課題」と題する報告書。
(後半の講義)
医学からみたハンセン病の解説、世界におけるハンセン病の現状等について、パワーポイントを使って講義。
資料として、講義レジュメを配布。
アンケートでの質問については、次回にお答えします。
(次回の予定は、以下のとおりです。)
第2回長島愛生園①フィールドワーク、②介護実践
日時 2007年6月17日(日)
10時~12時 ①フィールドワーク
13時~15時 ②介護実践
(1)場所 長島愛生園
(2)集合場所 長島歴史館前
(3)集合方法
1 電車利用者 9時20分前
①赤穂線邑久駅前集合 9:20前に、下記のいずれかに乗って邑久駅へ
岡山駅発8:27→邑久駅前着8:56
岡山駅発8:54→邑久駅前着9:18
②邑久駅発9:20(運営委員自家用車に分乗)→長島愛生園
2 マイカー利用者(経路は第1回講座の際に配布した資料のうち、手書図と長島愛生園案内図参照)
①集合場所:長島愛生園歴史館(案内図には旧本館と表示)午前9時55分 ②駐車場:愛生園歴史館に至る坂の下の職員駐車場(案内図で、P と表示)
(4)各自当日準備するもの 園案内図、昼食(弁当)、お茶、雨具(雨天の場合)
(5)その他 雨天決行
靴、服装は動きやすいもの。