第6回交流集会記録
第1部 交流集会 島の当事者の声を聴く
島の生活を語る
加賀田一 金泰九/田村朋久
隔離の島から生まれた当事者運動
神美知宏 三宅一志/八尋光秀
邑久長島大橋の架橋運動から学ぶもの
池内謙次郎 山本英郎/青木美憲
島の当事者の声を聴いて
徳田靖之 内田博文 牧野正直/訓覇浩
第2部 分科会
「新良田教室」の残したもの
森元美代治 藤崎陸安 山口シメ子 宮良正吉 三宅洋介 横田廣太郎/
延和聰
啓発活動の在り方を検証する 第2回
牧野正直 港淳子 古矢道弘 小川秀幸 和泉眞藏/訓覇浩
ハンセンボランティアの現状と課題
三宅美千子 中嶋礼子 松岡広路/近藤剛/平松正臣
外島保養院から邑久光明園へ 100年の歴史をたどる
望月拓郎 /宮前千雅子
被害回復に向けて 地方公共団体の役割と課題
屋猛司 中修一 冨田めぐみ 狩野紀彦/遠藤隆久
大島青松園とふるさとを結ぶ 受け止めよう、故郷への思い。結ぼう、心の絆
香川分散会 徳島分散会 愛媛分散会 高知分散会 全体会
Amazon.co.jp: 島は語る (ハンセン病市民学会年報): ハンセン病市民学会: 本
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昨年開催されたハンセン病市民学会in瀬戸内 の総会・分科会の内容を収録したハンセン病市民学会年報2011「島は語る」が、発刊されました。
- 単行本(ソフトカバー): 334ページ
- 出版社: 解放出版社 (2011/4/8)
- 言語 日本語
- ISBN-10: 4759267433
- ISBN-13: 978-4759267433
- 発売日: 2011/4/8
- 商品の寸法: 21 x 14.9 x 1.7 cm
(「島は語る」目次)
ハンセン病市民学会年報2010
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ベクドンホ「麦畑に月が浮かべば」
보리밭에 달 뜨면(ポリパテタルトゥミョン)
小説「実尾島(シルミド)」の作者ベクドンホが、植民地下にあった韓国ソロクト(小鹿島)での隠された「生体実験」を、10年にわたり、多くの文献や関係者の証言等を調査分析し、描いた作品です。
辞書片手に読み始めました。
高麗書林
http://www.komabook.co.jp/search/search_detail.php?goods_detail_id=8581&wide_category_id=
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日本科学者会議が発刊している月刊誌「日本の科学者」(2011年1月号 46巻No.1)http://www.jsa.gr.jp/04pub/index.htmlで、ノルウェーと日本のハンセン病隔離政策を比較した論考が掲載されています。
関連の論考は以下のとおりです。興味のある方は、ぜひ手にとってご覧下さい。
<特集>ハンセン病医療政策と人権保障―ノルウェーとの比較において
①まえがき
井上英夫(金沢大学人間社会環境研究科)
②患者からハンセン病隔離政策を問う
宇佐美治(長島愛生園)
③ハンセン病医療政策と患者の人権
―「癩予防ニ関スル件」制定に着目して
鈴木静(愛媛大学法文学部)
④日本のハンセン病政策と医師,医学界の責任
莇昭三(民医連名誉会長)
⑤患者の視点からノルウェーのハンセン病政策を振り返る
ユングベ・ネドレボ(ベルゲン国立アーカイブス所長)
⑥国際的視点から捉えるノルウェーハンセン病政策とスティグマ
シグード・サンドモ(ベルゲン市学芸員、ベルゲンレプロシーアーカイブス)
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「証言 八十年目の真実 ~長島そしてノルウエー」(ディレクター山下晴海、撮影・編集宮崎賢)が、RSK山陽放送で放送されます。
ハンセンボランティア「ゆいの会」も協賛しています。
ナレーションは、女優の吉永小百合さんです。
テレビINDXEX
http://www.rsk.co.jp/tv/index.html
10月から11月に掛けて、全国のTBS系列各局で放送されている作品の1時間版です。
放送局:RSK山陽放送
日時:平成22年11月28日(日)14;00~15:00
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映画「ふたたび SWING ME AGAIN」が、11月13日(土)から、全国ロードショー。
企画・監督 塩屋俊
出演者:鈴木亮平、MIJNI、財津一郎、藤村俊二、佐川満男、青柳翔。古手川祐子(特別出演)、陣内孝則(特別出演)、渡辺貞夫。
ハンセン病のため、ハンセン病療養所に隔離収容された元ジャズトランペッターが、50年ぶりに神戸に戻り、昔の仲間との約束を果たすために、孫と共に旅に出る。
(公式サイト)
http://futatabi.gaga.ne.jp/
(劇場情報)
http://futatabi.gaga.ne.jp/theaters.html -
李清俊著「あなたたちの天国」(姜信子 訳)が、みすず書房から刊行されています。韓国のハンセン病隔離の島であったソロクト(小鹿島)を舞台にした長編小説。
http://www.msz.co.jp/book/detail/07553.html
李清俊氏は、伝統芸術パンソンの旅芸人を描いた林権澤監督の大ヒット映画「風の丘を越えて」の原作者であり、「あなたたちの天国」は、1976年に刊行された、李氏の代表作。
「訳者のあとがきにかえて」より、
「李清俊氏は、1936年に植民地という典型的な支配と服従の場であった朝鮮に生まれた。・・・「あなたたちの天国」が刊行された1976年当時、朴政権はますます独裁色を強め、あらゆる表現物が厳しい検閲のものにあった。日本でもその名をよく知られた詩人金芝河が、韓国の支配者に向けた痛烈な風刺詩「五賊」によって逮捕され(1970年)、死刑判決を受ける(1974年)というような時代だったのである。・・・そんな時代にあって、文学は何をなすべきか、何を語りうるのか、どう語るのか?そもそも文学とは、声を奪う者に対して、支配と服従の狭間の危険な隘路を切り拓いて、声を取り戻していく営みなのではないか?・・・李清俊に「あなたの天国」を書かせたものは、おそらく、このような問いだ。・・・「あなたたちの天国」とは、ハンセン病の島の物語ではない。果てしなく繰り返される「支配と服従」の呪縛の中に生きるすべての人間たちの普遍の物語なのである。
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長島愛生園の入所者故近藤宏一さんの「闇を光に ハンセン病を生きて」が、みすず書房から、2010年10月6日に発売されます。
http://www.msz.co.jp/news/topics/07554.html
近藤宏一さんは、1927年に生まれ。12歳で発病し、国立療養所長島愛生園に入所。その後、1953年に「青い鳥楽団」を結成。
2007年には、ハンセン病を克服し、社会に感動を与えた人に与えられるウエルズリー・ベイリー賞を受賞されています。
同賞は、The Leprosy Mission Internationalを創設したウエルズリー・ベイリーを記念して創設された賞です。
2010年10月5日に、近藤宏一さんの1周忌を迎えます。