"ゆいの会ニュース"カテゴリーの記事一覧
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ハンセンボランティア「ゆいの会」は,定期的に,会の活動内容等を紹介するニュース(会報)を発行しています。
今回,第28号を発行しました。ご覧下さい。ご感想などお聞かせください。まだまだ,活動の幅を広げていきたいと思っています。
今後も,随時掲載していきます。
ハンセンボランティア「ゆいの会」ニュース第28号
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ハンセンボランティア「ゆいの会」のニュース第25号が発刊され、会員等に発送されました。
第25号(もくじ)
巻頭言 会長 近藤剛 ・・・1ページ
ゆいの会忘年会顛末記 事務局長 山本勝敏・・・2ページ
昨年12月の開始された岡山市内のアークホテルでの忘年会の様子。参加者は51名。ますます賑やかになっています。
〈特集〉紹介します! 長島愛生園 歴史館案内ボランティア 6期生 疋田邦夫・・・3-4ページ
昨年11月30日に行った、長島愛生園歴史館ボランティアのフォローアップ研修の様子とその後のガイドの実践の様子を報告。
ボランティア体験記-パソコンボランティア 運営委員 森田千賀子・・・5ページ
四人のボランティアで交替でおこなっている、入所者の方へのパソコンボランティアの報告
ブログ作りに挑戦。
ハンセン玉手箱 その六-ハンセン病問題基本法の4月施行に向けて 会長 近藤剛・・・6ページ
4月1日から施行される基本法について、成立に至る経緯、基本法の意義、その内容について、簡単な解説をしています。
今月のこの人-新運営委員 呉裕麻・・・7ページ
新人弁護士。司法修習時代から、ゆいの会の活動に関心を持って関わる。
歴史館だより 長島愛生園 田村朋久・・・8ページ
今年の予定として、2階企画展示室の内容変更、入所者の証言集の追加撮影、展示図録の発行などを行いたいという抱負を述べている
編集後記・・・8ページ
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ゆいの会のニュース第24号(2008年11月1日発行)が,手元に届きました。
広報部会の方々ご苦労様でした。ニュース第24号は,長島愛生園歴史館にも置いていますので,ご覧下さい。
(目次)
■巻頭言 会長 近藤剛・・・・・1頁
■第7回ハンセンボランティア養成講座レポート 運営委員 宮本愛子 ・・・1-3頁
平成20年6月7日~7月5日(全四講座)に行われた講座の内容と受講者の感想
■大盛況!愛生園・光明園夏祭り 6期生 疋田邦男/7期生 花房亜紀・・・4-5頁
愛生園と光明園の夏祭りでのボランティア活動の様子をレポート
■ボランティア体験記 6期生 檜原愛・・・6頁
邑久光明園で行っている朗読ボランティアの様子をレポート
■人権フォーラム2008 4期生 岩邊カヨノ・・・6頁
9月20日(瀬戸内市),21日(岡山市)の両日開催された,第7回人権フォーラム2008in岡山 沖縄からのメッセージのレポート。
当会からも地元実行委員として参加。当日のボランティアにも会員が参加しました。
■ハンセン玉手箱 その五 会長 近藤剛・・・7頁
今年5月みすず書房から刊行された,ヴィクトリア・ヒスロップの『封印の島』とギリシャにあったハンセン病コロニースピナロンガ島の歴史について紹介
■今月のこの人-ゆいの会名誉会長 牧野正直・・・8-9頁
邑久光明園の牧野正直園長に,ハンセン病問題との出会いやきっかけ,邑久光明園に保存されていた49体の胎児の問題,ゆいの会との出会い等について,語っていただきました。
■歴史館だより・歴史館訪問予定者 長島愛生園 田村朋久・・10頁
学芸員の田村さんからの歴史館だより。さきの人権フォーラムでは,地元実行委員の中心となり,大変な尽力をされました。
■編集後記・・・・10頁
■おしらせ1,2
松井さん,YKさん,森山さんの3名の方から,ご寄付をいただきました。
賛助会員の割烹「藤ひろ」さんからは,第7回養成講座の交流会のために,「ばら寿司」をいただきました。
皆様ありがとうございました。
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ハンセンボランティア「ゆいの会」のニュース第24号が、まもなく会員、賛助会員の皆様のお手元に届きます。ゆいの会のニュースは、長島愛生園歴史館の受付のところにも置いていますので、立ち寄られた際には、ぜひご覧ください。
歴史館(愛生園自治会HP) http://ww32.tiki.ne.jp/~jitikai/rekisikan.htm
愛生歴史館の土・日の運営には、当会のボランティアが参加しています。私も、来月は2回、担当する予定にしています。
歴史館は、現在、2階の資料室として使っていた部屋を、入所者の方々の貴重な証言をみることのできる映像展示室に模様替えをしています。一度にすべてを見ることは時間的には難しいと思われますが、ぜひ2階に上がってみてください。
長島愛生園歴史館映像室についての記事
山陽新聞
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/06/29/2008062909252974012.html
日経ネット
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080922STXKE090818092008.html
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昨日は、東京での小鹿島(ソロクト)弁護団会議のため朝から新幹線で東京に向かいましたが、東京の雪のため、飛行機便でくる予定の弁護団員がほとんど参加できなくなったため中止との連絡が、新横浜駅に近づいた頃に入り、急遽、新横浜駅で下車。
あえなく岡山に戻ってきました。
昨日は、東京からとんぼ返りしたあと、ゆいの会の2月発行予定のニュースの依頼原稿を書いていました。「新・あつい壁」上映会にあわせて、熊本県菊池郡(現在の菊池市)で起きたいわゆる「菊池事件」のことを少し書いています。
2月中旬頃には、会員に発送予定です。
当会のニュースは、長島愛生園歴史館にも置かせていただいています。
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10月6日(土)に岡山市のロイヤルホテルで開催された「ハンセン病療養所のあしたをひらく市民の集い」の「リレートーク」での、当会の3期生で、医療ソーシャルワーカーの塚田和子さんの発言要旨(全体)を、あらためて、掲載します(当会ニュース「ゆい」第21号より)。
「ゆいの会」は、社会に残るハンセン病に対する偏見や差別の解消、ハンセン病回復者の方の社会復帰や市民との交流などを進めるために、ボランティア養成と活動を目指して、弁護士、医療ソーシャルワーカー、福祉関係者らを中心に、平成16年3月に立ち上げられたボランティア団体である。
ゆいの会結成に先立ち、岡山県医療ソーシャルワーカー協会有志が、(岡山県から依嘱を受け)社会復帰支援員として、長島愛生園と邑久光明園で活動を始めたが、入所者の方が療養所の外で暮らしていくには地域の無理解など様々な課題が山積していることを痛感していた。
そして、園外での生活を希望していた入所者の方への社会復帰支援について話し合う住民集会を開催した際、生活支援におけるボランティアの協力の必要性を感じたことが、ゆいの会発足のきっかけのひとつである。
このような会の成り立ちを心に留め、ボランティアとして自分でできること、求められていることを考えながら活動をしていくことが大切である。
自分がゆいの会のボランティア養成講座を受講したのは、今から3年前の平成16年で、菊池恵楓園入所者の宿泊拒否事件から半年ほどたった頃であった。過去のものと思っていたハンセン病への差別がこうして表面化し、今でもそのような人権を無視した差別が実際に起こっているんだ、ということを初めて知り、自分自身の意識の低さに反省もした。
養成講座ではハンセン病の歴史等の講義や入所者との懇談会、介護実践などを受講した。ハンセン病の歴史は、完全な隔離という非人道的な扱いによって、差別・偏見と隣り合わせに生きていくという苦しみの歴史で、話を聴かせて下さった入所者の方の声の力強さと、その辛い歴史を重ね合わせると、身につまされる思いであった。自分は愛生園の歴史館案内ボランティアとして活動しているが、その活動の目的は、歴史館見学者にハンセン病に関する歴史を伝え、間違った認識をしている方には正しく理解してもらい、これからの社会でハンセン病のような病による人権侵害が起こらないよう理解を深めてもらうきっかけを作ることだと思っている。
また広報誌「ゆいの会ニュース」の編集にもかかわっており、ボランティアが活動していることを知ってもらうことで、社会や地域が取り組んでいかなければいけない問題であるという意識を持ってもらえたら、と思っている。
ボランティアとして、また、ソーシャルワーカーとして入所者の方々の話を聴く中で、療養所の外に出て生活していくことだけが社会復帰ではなく、入所しながらでも療養所外の人達と交流したり外出したり、その方が希望し、安心できる暮らしを送ることも広い意味での社会復帰なのだと感じている。
誤った政策によって強制隔離され、非人道的な扱いを受けてきた入所者の方の生活を再びおびやかすことがないようl、第二の故郷である療養所で暮らす入所者の方の声に耳を傾け、転園など再び意思に反した生活を送ることになることがあってはならない。
これまでどおり、入所者の方々が安心して暮らせる療養所が、入所者の皆さんと園外の人達との交流を進めるためのボランティア活動を目指すゆいの会の願いである。1人でも多くの方に、歴史を伝え、理解を深めてもらえるよう、活動を続けていきたいと思う(3期生 塚田和子)
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当会ニュース「ゆい」の第21号が完成し会員の皆様には郵送しました。内容盛りだくさんとなっています。
愛生歴史館にも備えておりますので、長島愛生園の歴史館にお立ち寄りの際には、お手にとってごらんください。
第21号のもくじ
ゆいの会バザー大盛況!!(出井敏雅)
第6回ハンセンボランティア養成講座(岩田弘明)
ぼらんてぃあ体験記邑久光明園(尾崎力弥)
ぼらんてぃあ体験記長島愛生園(若松挙史)
ハンセン玉手箱(近藤剛)
100万人署名のご協力を!(近藤剛)
市民の集いリレートーク発言要旨(塚田和子)
これ、読んでみよう!(上田序子)
今月のこの人-森田千賀子(志賀雅子・宮本愛子)
田村さんの歴史館だより(長島愛生園 田村朋久)
・歴史館訪問予定者
忘年会へのお誘い
10月6日(土)に岡山市のロイヤルホテルで開催された「ハンセン病療養所のあしたをひらく市民の集い」の「リレートーク」での塚田さんの発言要旨(前半)は、以下のとおりです。
「ゆいの会」は、社会に残るハンセン病に対する偏見や差別の解消、ハンセン病回復者の方の社会復帰や市民との交流などを進めるために、ボランティア養成と活動を目指して、弁護士、医療ソーシャルワーカー、福祉関係者らを中心に、平成16年3月に立ち上げられたボランティア団体である。
ゆいの会結成に先立ち、岡山県医療ソーシャルワーカー協会有志が、(岡山県から依嘱を受け)社会復帰支援員として、長島愛生園と邑久光明園で活動を始めたが、入所者の方が療養所の外で暮らしていくには地域の無理解など様々な課題が山積していることを痛感していた。
そして、園外での生活を希望していた入所者の方への社会復帰支援について話し合う住民集会を開催した際、生活支援におけるボランティアの協力の必要性を感じたことが、ゆいの会発足のきっかけのひとつである。
このような会の成り立ちを心に留め、ボランティアとして自分でできること、求められていることを考えながら活動をしていくことが大切である。
自分がゆいの会のボランティア養成講座を受講したのは、今から3年前の平成16年で、菊池恵楓園入所者の宿泊拒否事件から半年ほどたった頃であった。過去のものと思っていたハンセン病への差別がこうして表面化し、今でもそのような人権を無視した差別が実際に起こっているんだ、ということを初めて知り、自分自身の意識の低さに反省もした。
養成講座ではハンセン病の歴史等の講義や入所者との懇談会、介護実践などを受講した。ハンセン病の歴史は、完全な隔離という非人道的な扱いによって、差別・偏見と隣り合わせに生きていくという苦しみの歴史で、話を聴かせて下さった入所者の方の声の力強さと、その辛い歴史を重ね合わせると、身につまされる思いであった。
(以下、続く)
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当会の第20号ニュース「ゆい」を発刊しました。
(目次)
◎平成19年度定期総会報告 (近藤剛)
4月15日に開催された平成19年度定期総会の報告。
約20名が参加。 総会終了後、映画「小島の春」を鑑賞。
1938年刊の小川正子の手記「小島の春」を、1940年に映画化した作品。
◎「今月のこの人 池元進」(聞き手 前田加奈江)
コーディネーター部局の中心を担っている池元さんを紹介。
◎「ハンセン玉手箱」(近藤剛)*新連載。
第1回は、小笠原登医師と孤高の画家田中一村の、奄美和光園での交流について紹介。小笠原登が奄美に赴任した翌年の1958年、一村は、中央画壇の権威主義に嫌気がさし、奄美に移り住んだ。そこで、小笠原登と出会い、意気投合する。・・・ くわしくは、ニュースをごらんください。
ニュースで紹介した本は、愛生歴史館2階の資料室にも所蔵されています。興味のある方は手にとってみてください。
◎「歴史館だより」(長島愛生園歴史館学芸員 田村朋久)
・4月下旬から、歴史館の事業として、あらたな映像による証言集の製作計画を紹介。
・トヨタ財団基金の助成による「資料調査・保存」のうち、資料調査が一応終了したことの報告。
◎「ブログのご案内」森田千賀子(聞き手 宮本愛子)
ブログ管理者森田さんに本ブログの立ち上げの経緯を聞く。
なお、 ニュース「ゆい」は、年3回の刊行です。次回第21号は、9月頃発刊の予定です。