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ハンセンボランティア「ゆいの会」

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国立療養所栗生楽泉園・特別監房の復元へ

群馬県草津町草津にある、国立療養所栗生楽泉園で、『特別病室』(重監房とも呼ばれていた)の復元に向けた、同園入所者と厚労省との協議が行われています。

「特別病室」の復元については、毎年1回、統一交渉団と厚労省との間で開催されている、ハンセン病問題対策協議会(座長厚労副大臣)でも、統一交渉団が要求してきた課題です。

国立ハンセン病療養所では、いずれも、施設内に懲罰のための監房あるいは監禁室が設置されていましたが、とりわけ、栗生楽泉園に設置された「特別病室」と呼ばれた重監房は、入所者には、「草津送り」として恐れられました。

重監房は、1938(昭和13)年12月24日に竣工したが、建設予算の捻出には苦慮し、らい予防協会を通じての三井報恩会の寄付金が当てられ、翌年9月30日から使用されました。

房は、4畳半ほどの広さで四方は全面コンクリート。小窓が一つあるだけのため昼間でも暗く、冬は氷点下20度近くになることもありました。しかし、暖房もなく、板敷きに、一枚の敷き布団、掛け布団だけという状態でした。


戦後、入所者らによってその過酷な実態が暴露され、社会問題となり、この重監房が廃止される1947(昭和22)年8月までの間に、92名が投獄され、22名が凍死等により獄死しました。

重監房については、栗生楽泉園入所者沢田五郎さんが書かれた「とがなくてしす 草津重監房の記録」(皓星社 2002年4月刊)に詳しい書かれています。


asahi.com:草津ハンセン病療養所 監禁施設復元へ協議-マイタウン群馬


 

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