-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
2016年5月7日付毎日新聞朝刊社会面(28面)に、現在、「ゆいの会」が取り組みを始めた愛生園に残る「十坪住宅」の修復のための署名と募金活動を紹介する記事を掲載してくれています。ぜひご覧下さい。
この運動には地元の建築士さん、大工さん、研究者の方々が、ボランティアで協力してくれています。ぜひとも、ハンセン病療養所の永久保存の動きにつながる大きな運動にしていきたいと願っています。
ぜひ、「十坪住宅」補修保存のための署名・募金運動にも御協力いただければ有り難いです。
2016年5月7日付毎日新聞「十坪住宅」保存へ
http://mainichi.jp/articles/20160507/ddn/041/040/010000c
PR -
ハンセンボランティア「ゆいの会」は、新しく、リーフレット「十坪住宅を保存しよう ハンセン病療養所の世界遺産登録運動第1弾」を作成しました。
これから、リーフレットを活用しながら、「十坪住宅」の修復保存のための、署名活動と修復費用のための募金活動を開始します。詳細は、末尾のリーフレット「十坪住宅を保存しよう」をご覧ください。
「ゆいの会」では、園及び入所者自治会とも協議し、現在、地元の建築士10名余りのご協力を得て、愛生園に現在5棟残っている「十坪住宅」の測量調査・測量図面の作成のための作業を行っています。
ぜひ、署名、修復費用のための募金にご協力をお願いします。
リーフレット「十坪住宅を保存しよう」
「署名用紙」
署名用紙の送り先は、下記の住所へお願いします。
ハンセンボランティア「ゆいの会」事務局
〒700-0817
岡山市北区弓之町1-17
五藤ビル4階 山本勝敏法律事務所
-
ハンセンボランティア「ゆいの会」は、長島愛生園史跡めぐりウオーキングの参加者を募集中です。
世界遺産登録運動を行っている瀬戸内の3つの国立ハンセン病療養所の一つ、長島愛生園に残る歴史的建造物のほか、ゆいの会が、補修保存運動を始めた「十坪住宅」や、少年農園跡、報国農園跡など、普段は訪れることのない山中に残る史跡をめぐるツアーを企画しました。
日時:2016年5月21日(土)午前9時 長島愛生園集合
参加費:無料、但し、お弁当持参
参加資格:制限なし。親子歓迎。ウオーキングができる服や靴でおいでください。
募集人員:40名
申し込み方法、ウオーキングの詳細は、下記申込書をご覧ください。
長島愛生園史跡めぐりウオーキング申込書
-
3月23日、広島高裁松江支部(塚本伊平裁判長)で、ハンセン病非入所者遺族訴訟(鳥取訴訟)の控訴審第1回口頭弁論が開かれました。
第一審の鳥取地裁は、一般論として、ハンセン病患者であった亡母(非入所患者)とは別に、国のハンセン病隔離政策による、その子ども自身の固有の被害があることを認めつつも、全く不合理な事実認定に基づき、原告には被害はなかったとして、国賠請求を棄却しました。
また、第一審判決は、非入所者である亡母の賠償請求権を相続したとの原告の主張についても、請求権は時効により消滅しているとして、原告の請求を棄却しました。
そのため、原告は控訴し、さらに主張立証を行い、改めて控訴審での判断を仰ぐこととしたものです。第2回期日には、控訴人側から、控訴審での立証計画を提出する予定です。
第2回口頭弁論は、6月15日(水曜日)午後1時30分です。
毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160324/ddl/k32/040/502000c
-
2016年1月9日、岡山県瀬戸内市の国立ハンセン病療養所・長島愛生園を、厚生労働省の歴史的建造物保存等検討会の委員である東京工業大学の藤岡洋保名誉教授(近代建築史)が訪問し、平成27年度緊急補修対象となった回春寮の追加調査を行った。
2月中に補修計画を作り、3月にも着工する見込みとのことである。
山陽新聞デジタル2016年1月11日
http://www.sanyonews.jp/article/282964/1/ より
歴史的建造物の保存等検討会議事次第
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kenkou.html?tid=128586)
歴史的建造物の保存等検討会第8回議事次第および資料
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/img-714091653.pdf
-
第11回邑久光明園 人権啓発展示会ーハンセン病問題を正しく理解しようーが、開催されます。
ぜひ、お立ち寄りください。
期間 平成28年1月22日(金)~1月27日(水)
時間 午前9時~午後5時
場所 道の駅 黒井山グリーンパークゆうゆう交流館(瀬戸内市邑久町虫明5165-96番地)
【交通アクセス】
■自動車
岡山ブルーライン 虫明ICと備前ICの中間
■電車:JR赤穂線
JR邑久駅下車 タクシー約20分
JR日生駅下車 タクシー約20分
主催 公益財団法人 邑久光明園友愛会
共催 国立療養邑久光明園
邑久光明園入所者自治会
ハンセンボランティア「ゆいの会」
外島保養院の歴史をのこす会 -
11月28日(土)、岡山弁護士会の弁護士23名で台湾の新竹律師公会を訪問した機会に、有志10名で、楽生療養院を訪問。楽生院訴訟の原告であった何人かの方々のお部屋を訪問し、楽生院があった旧居住地区も訪れました。
現在も、かつて台湾楽生院が存在した旧居住地区の斜面を削って、地下鉄の操車場等の建設がされています。工事は、2017年には完了する予定だそうですが、この工事によって、新しい病院が建設されている地区と旧居住地区は分断され、楽生橋と呼ばれる橋で行き来きをしなければならなくなっています。
この工事のため、新病院や旧居住地区の地盤に亀裂が入り、建物にもひび割れ等の被害が発生し、旧居住地区の建物は倒壊の危険があるため、その後仮補強工事が行われましたが、建物などのひび割れは広がっているため、危険な工事に反対する楽生院保留自救会やそれを支援する学生が計画の変更などを訴えた結果、オープンカットした部分は操車場等の建設工事終了後に、4m程度の土で埋め戻すことに、計画は変更されたそうです。
しかし、この程度の埋め戻しにより、地盤の滑りが本当に止まるのか、地盤や建物への影響がなくなるのかについては疑問視されており、現在も大学の先生が地盤調査などを行っていました。
現在、旧居住地区側に約20名、新病院側の組合屋に約10名が暮らしており、さらに新病院内に100名余の方が暮らしているそうです。
数年前から、個人的に生活の介助などのためにヘルパーさんを頼んだ場合に、ヘルパーさんに支払う費用の半分については公的補助がでるようになったようです。
当日、旧知の真武さんや宗田さんに通訳・歴史的建造物等の案内を引き受けていただき、また、訪問団のために、急遽、楽生院保留運動を支援している学生の方々が、楽生院保留運動の現状や残されている課題等について解説してくれました。
楽生院訴訟弁護団員である私と井上弁護士の他の8名の弁護士は、はじめて楽生院を訪れましたが、皆様のおかげで有意義な時間を過ごすことができました。再来年の新竹訪問の際にも、ぜひ時間をとって、ゆっくり訪れたいと考えています。