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京都新聞に,日本のハンセン病の回復者や支援の方々が,ハワイの「オハナの会」との交流した旨の記事を掲載しています。
Ka' Ohana O'Kalaupapa( オハナの会)http://www.kalaupapaohana.org/については,本ブログでも紹介していますので,ご覧ください。
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/syuzainote/2011/110810.htmlPR -
8月18日(水)午前10時から 長島愛生園愛生会館で,ハンセン病問題療養所の将来構想をすすめる会・岡山(会長:瀬戸内市長武久顕也)の会議が開催されました。
会議次第
1,開会
2,会長あいさつ
3,将来構想の進捗状況について
4,今後の進め方
5,その他
次回開催日時
武久会長のあいさつのあと,
●事務局から将来構想の進捗状況の報告があり,この間の経過が説明されました。
主な動きは,以下のようなものです。
将来構想実現に向けた地元のバックアップ体制は整ってきました。
6月2日 岡山県知事,県会議長面談。将来構想報告書の提出,協力要請
6月10日 瀬戸内市議会で,「ハンセン病療養所の将来構想の実現に関する陳情」(陳情第1号)採択
6月13日 岡山県議会で,「ハンセン病療養所の将来構想の実現に関することについて」(陳情第7号採択)
7月28日 長島愛生園・邑久光明園の将来構想に関する岡山県選出国会議員懇談会(会長:平沼赳夫衆議院議員)に報告書提出,協力要請。
7月29日 厚生労働省に報告書提出。瀬戸内市長である武久顕也会長,両園自治会長,全療協事務局長が参加。約1時間,将来構想に関する報告,説明。
●今後の進め方
将来構想報告書でとりあげた施策について,今後の進め方について,活発な議論が行われた。
次回までに具体的な施策についての,それぞれの進捗状況を報告したうえで,具体的な検討をすすめていくことになった。
・次回期日
平成23年11月7日午後2時~ 光明園
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「原爆症認定集団訴訟のたたかいの記録 明らかにされたヒバクの実相」が,日本評論社から刊行されました。
8月17日の朝日新聞朝刊の,大江健三郎さんの『定義集』の,「庶民 生きのびる力を得る」―広島・長崎から福島へ向けて」という文章でも,この記録集に触れておられます。
ぜひ,書店で手にとってみてください。
原爆症認定集団訴訟・記録集刊行委員会 編
ISBNコード978-4-535-51847-6 発刊日:2011.08
判型:A5判上製 ページ数:1158ページ
定価:税込み 15,750円(本体価格15,000円)
日本評論社HP
新刊書籍案内
http://www.nippyo.co.jp/book/5674.html
大江健三郎氏の推薦文「隅ずみまで明快で,偉大な本」
http://www.nippyo.co.jp/http://www.nippyo.co.jp/ -
13日から15日まで,郷里の徳島に帰省。
この期間,徳島市内では,阿波踊り一色となります。
徳島市:阿波踊り
http://www.city.tokushima.tokushima.jp/kankou/awaodori/index.html
今年は,13日夕方から,阿波踊りを見に出かけました。4日の人出は131万人になったとのこと,大変な熱気です。
有料桟敷は,前売り券が売り切れ,有料桟敷を横目に,無料演舞場で見学。久しぶりに盆踊りを楽しみました。
徳島新聞
http://www.topics.or.jp/googlesearch/popindex.html?q=%E9%98%BF%E6%B3%A2%E8%B8%8A%E3%82%8A%202011&r=reflink -
邑久光明園でワークキャンプ 山陽女子中生が初参加 - 山陽新聞地域ニュース
(以下,山陽新聞のニュースより)
国立ハンセン病療養所・邑久光明園(瀬戸内市邑久町虫明)で行われている「集いの広場」づくりのワークキャンプに10日、山陽女子中学校(岡山市中区門田屋敷)の生徒が初めて参加。関西の大学生らに交じって草刈り作業などを行った。特進クラス1年の6人。同園と連携協定を結ぶ神戸大大学院人間発達環境学研究科(神戸市)が取り組む「ESDボランティア塾ぼらばん」の参加学生ら約30人と汗を流した。
学生からニックネームで呼ばれるなど打ち解けた雰囲気の中、生徒たちは鎌を手に生い茂った草を刈ったり、ごみを集めたりした。
「ぼらばん」のワーキングキャンプは9回目。地元からも参加してほしいとの呼び掛けに、放送部が同療養所・長島愛生園(瀬戸内市邑久町虫明)の入所者と交流を続けている同校が応じた。「ぼらばん」は12日まで滞在し、同作業や入所者と交流。次回キャンプは11月の予定。
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廣川和花氏の「近代日本のハンセン病問題と地域社会」が,大阪大学出版会から出版されています。
- ハードカバー: 332ページ
- 出版社: 大阪大学出版会 (2011/3/10)
- ISBN-10: 4872593782
- ISBN-13: 978-4872593785
- 発売日: 2011/3/10
- 商品の寸法: 21.4 x 15.2 x 2.6 cm
廣川氏は,同書について,
(1)ハンセン病史を単に国家の政策過程の歴史あるいはそれによる被害の歴史としてとらえるのではなく,法制度に基づく処遇決定のしくみとその地域的な差異をあらためて問い直し,さらにその差異を生んだ諸条件を分析することに,病者の「生存」とそれを規定する地域の問題として位置づけること,
(2)療養所送致という瞬間的な局面や送致先の療養所内での病者の処遇のみを問題にするのではなく,法の下でも可能であったはずの多様な選択肢としての「療養形態」の可能性に着目し,それを含むハンセン病「医療環境」の下での病者の「生存」と隔離の内実を問うこと,以上の二点を主な検討課題として,ハンセン病の「病者の社会史」を描き出すことを目指した,と述べています(24ページ)。
第一章 「ハンセン病者の処遇に関する法制度の再検討」では,
戦前日本におけるハンセン病者の処遇に関与する各府県の関連法制が,地域ごとに差異が認められることに留意しつつ,法に定められている地域におけるハンセン病者の処遇がどのように決定されたのか,そのプロセスについて論じています。
これまで,あまり具体的に検討されることの少なかったテーマですが,重要な視点だと思います。
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8月4日午後5時30分から8時30分まで、国立療養所邑久光明園で、恒例の納涼夏祭りが盛大に行われました。
畑野園長も、「トトロ」の着ぐるみを着て、祭り会場を回っておられました。
光明園も、今年は花火を自粛していましたが、来年は、ぜひ復活してほしいですね。 ゆいの会も10名以上の会員がボランティアとして参加しました。綿菓子機を2台準備して、恒例の「綿菓子屋」を開きました。一台は、子供たちに、自ら、綿菓子作りを体験してもらって自分だけの綿菓子を楽しんで作ってもらいました。
親子の楽しそうな笑顔がとてもよかったです。来年もぜひ来て下さい。
子供たちも、幼いときに何度か親に連れられて、島の夏祭りに参加したことを、少し大きくなったときに、懐かしく思い出すときがあるのではないでしょうか。
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昨日8月2日は,愛生園で納涼夏祭りが開催されました。
花火がありませんでしたが,子どもたちも多く,療養所の夏の一夜を楽しんでいました。
歴史館にも50名以上の方が見学に来られました。
明日,8月4日は,邑久光明園の納涼夏祭りが開催されます。
恒例の花火は,今年はないそうですが,工夫を凝らして皆様をお待ちしています。
交通案内などについても、http://www.komyoen.go.jp/ (邑久光明園のHP)