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一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会

ハンセンボランティア「ゆいの会」は、一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会となりました。 岡山県瀬戸内市邑久町にある国立ハンセン病療養所長島愛生園 ・邑久光明園でボランティア活動をしています。 本ブログでは,当会の活動のほか,ハンセン病問題に関する 最新の情報も随時掲載しています。           

第12回ハンセンボランティア養成講座が始まりました
昨日(6月2日)(土)から,ハンセンボランティア「ゆいの会」が主催する,第12回ハンセンボランティア養成講座が始まりました。

今年は,25名の応募がありました。学生から一般人まで,年齢もさまざまです。


第1回は,午後1時から4時まで,若干の休憩を挟んで,3つの講義が行われました。
①光明園園長の畑野研太郎先生が,パワーポイントで,病態や後遺障害等について写真を用いて,ハンセン病とはなにかについての約60分の医学講義がありました。

②私が,「ハンセン病問題から人権を考える」と題して,人権の観点からみたハンセン病の歴史についての講義,カラウパパや台湾や韓国の療養所の現状なども写真で紹介しました。

下記(PDF)は,当日,受講生に配布した講義資料です。

「ハンセン病問題から人権を考える(pdf)」




③最後に,長島愛生園の田村朋久学芸員が,人権教育や啓発に大きな役割を果たしている長島愛生園歴史館について,博物館としての現状,任務,具体的な学芸員としての仕事について解説しました。


この講座に参加することで,これまでハンセン病についてはほとんど知らなかった人が,この問題について,学び,考え,さらに一歩踏み出すきっかけにもらえればありがたいことだと思います。

第2回は,6月9日です。場所は,第1回と同じ「きらめきプラザ」の2階演習室です。



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