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ハンセンボランティア「ゆいの会」

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韓国の定着村

3月17日(土)から20日(火)まで,韓国に出掛けてきました。

17日,18日には,日本,韓国,台湾の弁護士ら総勢10数名で,韓国のハンセン病回復者の定着村を訪問しました,韓国は,1960年代に,ハンセン病回復者の社会復帰策として,集団である土地に入植し,畜産等で生計を立てることをめざして,定着村を作りはじめました。現在89ヶ所の定着村があるそうです。
17日は,そのうちの一つである,忠清道にある「忠光農園」を訪れました。長老のお話では,当初は国の支援を得ていましたが,現在では自立し,忠光教会を中心として一つにまとまり,52世帯,120人(内,養老院に10世帯)が村で暮らしており,養鶏,養豚等の畜産事業に本格的に取り組んでいるとのことでした。4万坪のうち,約3万坪が42世帯の所有で,1万坪は郡の所有となっているとのことでした。

翌日は,忠清北道清原郡にある農園(正式な名称はまだないとのことでした)を訪問しました。この農園は,89ヶ所の定着村には入っていないとのことでした。当初,定着村を作ったときに,農園の園長が酷い人で,村人たちがつぎつぎと村を離れていったとのことです。1年前ころから,以前この村に住んでいた人達が戻りはじめ,現在6世帯が戻り,また他からも入植する人もあり,現在,16世帯45人が居住し,定着村を再建するために,頑張っているとのことでした。この村では家族が中心で,単身者は3人とのことでした,また3世代が一緒に暮らしているとのことで,訪れた時も,元気に走り回る幼い子どもたちの姿が印象に残りました。

定着村は,入植当時は,周囲の村の反対もあり,また入植後も生活難など多大な困難を抱えつつも,教会を中心にして,懸命に努力を重ね,家族を営んできました。しかし,定着村にも問題がないわけではなく,村の運営の在り方とか,後継不足とか老齢化という問題は深刻なようにも思いました。





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