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一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会

ハンセンボランティア「ゆいの会」は、一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会となりました。 岡山県瀬戸内市邑久町にある国立ハンセン病療養所長島愛生園 ・邑久光明園でボランティア活動をしています。 本ブログでは,当会の活動のほか,ハンセン病問題に関する 最新の情報も随時掲載しています。           

全療協主催「隔離の100年を問う東京集会」

全療協主催の「隔離の100年を問う東京集会」が開催されます。


日時 2009年11月17日(火)18:00~21:00

会場 九段会館(東京都千代田区九段南1-6-5 Tel.03-3261-5521)
内容 挨拶・宮里光雄(全療協会長)、衆参両議院議長、厚生労働大臣ほか
シンポジウム コーディネーター 徳田靖之(弁護士)
津島雄二(前ハンセン病対策議員懇談会会長)
内田博文(九州大学院教授)
神美知宏(全療協事務局長)
谺 雄二(全原協会長)
主催 全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)
(問い合わせ Tel.042-396-2052)


「隔離の100年を問う」東京集会へのご参加のお願い

主催・全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)
会長 宮里光雄

全療協は、11月17日(火)午後6時より9時まで、東京都内・九段会館において「隔離の100年を問う」東京集会を開催することに致しました。
日本では、1907年(明治40)第23回帝国議会で、法律「癩予防ニ関スル件」を成立させ、その2年後の1909年全国を5つのブロックに分け、それぞれのブロックごとに都道府県連合立として療養所が開設されました。
それが、わが国における隔離を目的としたハンセン病対策の始まりです。
今年、5つの療養所(松丘保養園、多磨全生園、邑久光明園、大島青松園、菊池恵楓園)が100周年をむかえました。現在、全国に13か所の国立ハンセン病療養所が設置されていますが、1960年代には12000人を超えていた強制隔離患者も、今年5月現在2500人余に減少し、平均年齢は80歳に達しました。これまで、療養所内における死亡者は約25300人、そのうちの約60%の遺骨が療養所内の納骨堂に合祀されています。
化学療法の進歩により、入所者のほぼ全員がハンセン病は治癒していおりますが、高齢と社会的差別、偏見等によって社会復帰は阻害され、療養所内で人生の終焉をむかえることをよぎなくしています。
私たちは、1951年に全国組織を結成し、国のハンセン病政策を正し、人権回復、差別解消のために58年間たたかってきました。
しかし、まだ「らい予防法」による被害は続いており多くの課題を残しています。
隔離の100年という大きな節目をむかえ、市民のみな様とともにもう一度総括をして問題点を明らかにし、今後の指針を問いなおしてみたいと考えています。
万難を排してご参加下さることをお願いいたします。

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