忍者ブログ

一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会

ハンセンボランティア「ゆいの会」は、一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会となりました。 岡山県瀬戸内市邑久町にある国立ハンセン病療養所長島愛生園 ・邑久光明園でボランティア活動をしています。 本ブログでは,当会の活動のほか,ハンセン病問題に関する 最新の情報も随時掲載しています。           

2009年度ハンセンボランティア「ゆいの会」総会を開催
 昨日3月11日(土)午前10時から、長島愛生園の事務本館会議室を借用し、2009年度「ゆいの会」総会を開催しました。午後1時からは、邑久光明園の大通りの桜並木のもとで、お花見会を開催。

当初、長島愛生園の歴史館で総会の予定でしたが、参加者が30名を超えることになり、急遽、事務本館会議室を借りることになった。会員のほかに朝日新聞岡山支局の柏崎記者も参加。


総会では、下記報告等がなされ、いずれも承認された。
1.開会挨拶 近藤
2.2008年度活動報告
(1)  企画部局(金田)
Ⅰ 新あつい壁の上映会(主催) 2008年3月15日(土)
午前・午後2回上映 岡山県総合福祉会館
入場者 274名
Ⅱ 第7回ボランティア養成講座の開催
共催:岡山市社会福祉協議会西大寺支部
日時:2008年6月7日~6月28日(計4回開催)
場所:西大寺ふれあいセンター、邑久光明園
募集定員 30名
受講者:34名
Ⅲ 油彩画展 8月13日~18日
実行委員会形式で行った。
(2) コーディネート部局(志賀・池元)
活動一覧表にもとづき、ボランティア活動報告。
ア  歴史館案内 19回(29人)
イ  資料整理   43日(24人)
ウ  外出付添    3回(県外への里帰り、短歌会全国大会、旅行など)
エ  訪問      23回(パソコン指導、朗読、お話相手)
オ  その他 夏祭り(愛生園7月31日、邑久光明園8月4日)、絵画展(8月13日~18日)

(3) 歴史館運営ボランティア・ハンセン病関係資料(公文書)の整理(田村)

(4) 広報部局(則武)
2008年度は、ニュース23号、24号、25号を発行。 
3.2008年度会計報告(八谷)
了承。  
4.2008年度決算・監査報告(森田)
了承。
5.新役員選任(山本)
会長  近藤剛
副会長 金田美佐緒
事務局長 山本勝敏
企画部局 金田美佐緒
八谷直博
コーディネート部局(ボランティアのコーディネート)
責任者 全体 池元進
外出型 志賀雅子
園内全体型 田村朋久
園内個別型 池元進
広報部局 編集長 則武透
会計  岩田弘明
監査 森田千賀子  
了承。
6.2009年度活動方針(近藤)
Ⅰ 第8回ハンセンボランティア養成講座を開催
日程: 7月4日(土) 開校式、①歴史・法律・人権、②ハンセン病医学
7月11日(土) ①長島愛生園でのフィールドワーク、②介護実践 
7月18日(土) ボランティア学
7月25日(土) ①入所者との懇談会、②ボランティア実践報告、③オリエンテーション
閉校式
④受講生・運営委員・入所者での食事をしながらの交流会
Ⅱ ボランティア活動の一層の推進
Ⅲ 登録会員のフォローアップ研修
Ⅳ 入所者との交流会
バスレク(秋季企画)
Ⅴ 第5回ハンセン病市民学会への参加・視察
Ⅵ 第6回ハンセン病市民学会への対応
Ⅵ ハンセン病問題基本法学習会。開かれた療養所への取り組み
Ⅶ 財政活動 賛助会員の拡大・バザーの実施等
Ⅷ 広報活動
会員相互の交流・情報交換
ゆいの会リーフレレットの発行
園内への広報活動
Ⅸ NPO法人化
7.その他
8.閉会挨拶(金田)
総会終了後、 「モーターサイクルダイアリーズ」(DVD)を鑑賞
キューバの革命の闘士、チェ・ゲバラの医学生時代の南米旅行を描いた作品。旅行により南米の貧困や差別を体験。ペルーのハンセン病療養所での患者さんとの交流を描いた感動的な作品。

ここ数年、光明園でボランティア活動を行っている、ボラパンを主催している神戸大学大学院人間発達環境学研究科松岡広路教授と大学院生の皆さんが、映画上演終了後総会会場に見えられ、松岡先生が、今後も相互の交流を、と挨拶をされた。

午後は、光明園に移動し、夏祭りの会場となっている大通りの満開の桜並木のもとでお花見会。
当会の賛助会員の岡山市野田屋町の割烹「藤ひろ」さんから、40~50人分のばら寿司をいただいた。一同感激して美味しくいただいた。会員のかたから手作りのお寿司やおにぎり、飲み物を持参していただきました。入所者の居室に誘いに行ったり、また通りがかりの入所者の方にも声を掛けて一緒に食事をしながら、たのしいひとときを過ごした。







拍手[0回]

PR

コメント

コメントを書く