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一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会

ハンセンボランティア「ゆいの会」は、一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会となりました。 岡山県瀬戸内市邑久町にある国立ハンセン病療養所長島愛生園 ・邑久光明園でボランティア活動をしています。 本ブログでは,当会の活動のほか,ハンセン病問題に関する 最新の情報も随時掲載しています。           

愛生園歴史館運営ボランティアの研修
長島愛生園運営ボランティアのフォローアップ研修を行いました。

ハンセンボランティア「ゆいの会」では、国立療養所長島愛生園歴史館開設当初から、土日祭日(見学者が多い平日)の運営ボランティアとして参加しています。

本日10時から16時まで、第7回ハンセンボランティア養成講座を終了し、新たに運営ボランティアとして参加していただく会員(及びそのご家族)を含めた12名が参加して、同館の学芸員である田村さんを講師に、運営ボランティアのフォローアップ研修を行いました。
 
午前10時から、2階に新設された映像室で歴史館の対応順序、園内見学の概要、留意点などの説明を受け、映像室機器の説明を受けました。

その後、1階展示室でビデオ2本を鑑賞した後、旧園長室などを見て、1階事務室の空調機器、書籍販売の説明を受けました。1階常設展示室の展示品の説明を受け、お昼休みとなりました。午後1時から桟橋、収容所、監房、目白寮跡、納骨堂、恵みの鐘を巡りました。

午後2時到着予定の見学者が早めに到着されたので、田村さんが1階、2階展示室を案内し、今回初めて研修に参加された3名を中心に案内の様子を研修してもらいました

年々、愛生園歴史館を訪れる個人、団体客は増加しています。修学旅行のコースに組み込んで、訪れている学校もあります。

ハンセン病の歴史を伝えようとする会員のこうした地道な頑張りが、社会にいまなお残る、この問題に対するる偏見や差別の解消に繋がることを願っています。








 

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