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一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会

ハンセンボランティア「ゆいの会」は、一般社団法人ハンセンボランティアゆいの会となりました。 岡山県瀬戸内市邑久町にある国立ハンセン病療養所長島愛生園 ・邑久光明園でボランティア活動をしています。 本ブログでは,当会の活動のほか,ハンセン病問題に関する 最新の情報も随時掲載しています。           

第6回ハンセンボランティア養成講座が無事終了
昨日(7月7日)、第6回ハンセンボランティア養成講座(第4日)が開催され、予定の全日程を終了しました。
当初から参加していた23名全員が全過程を終了し、修了証をお渡しすることができました。

昨日は、長島愛生園で、①ボランティア実践から学ぶ。②入所者懇談会。③オリエンテーション、④修了式を行いました。

まず、午後1時からの、愛生園事務本館大会議室で行った「ボランティア実践から学ぶ」では、当会ボランティア会員の武田さん(会社員)と八谷さん(医療ソーシャルワーカー)が、パワーポイント使って、自らのボランティア実践について紹介しました。

武田さんは、愛生歴史館での運営ボランティアの体験とボランティアの楽しさを話してくれました。
八谷さんは、外出などの付き添いボランティア、入所者の自宅での朗読、パソコン指導、お話相手、退所者への支援ボランティア、バスレク、夏祭り、忘年会などの交流会など、当会のさまざまなボランティア活動について、体験を交えて紹介してくれました。

お二人とも、自ら楽しみながらボランティアをしていること、ボランティア活動を通じてのさまざまな人との出会いのすばらしさを話をされていました。

午後2時からは、受講生と運営委員が、5つのグループに分かれ、入所者5名の方々から、約1時間、これまでの人生の歩みや思いを伺いました。

午後3時からは全体での振り返りを行ったあと、修了式を行いました。
その後、福祉会館で、懇談会に参加していただいた高瀬重二郎自治会長をはじめとする入所者5名の方、当会の運営委員7名(近藤、金田、山本、志賀、池元、森田、八谷)、第6回受講生23名、当会の会員4名と山本勝敏弁護士(当会事務局長)のもとで修習中の司法修習生1名が参加して、大懇親会を行いました。

入所者の方々からはボランティアに期待することなどをお話いただきました。運営委員はそれぞれが当会にかける思い等、受講生は講座を受講しての感想を述べてくれましたが、みんなが、さらにボランティア活動を通じてもっとこの問題に関わっていきたいという気持ちを述べてくれました。

今回の懇親会は、笑いにつつまれ、これまでにも増して、とても楽しく充実した会になりました。

今回、特筆すべきは、懇談会後、すべての受講生がボランティア登録をしてくれたことでした。

また、今回、当会のボランティアとして活躍してくれている会員の方々が、手作りの食べ物をたくさん持って参加してくれました。

さらに、当会の賛助会員の「藤ひろ」さん
http://www.fujihiro-sakuraya.com/)から、30人分の豪華なばら寿司、ジュース、お茶の差し入れがありました。本当に有り難うございました。

愛生歴史館の学芸員田村朋久さんには、今回も最後まで、本当にお世話になりました。

当会の活動が、多くの人に支えられて、楽しく続けられていることをあらためて実感した日でした。

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