2015年2月27日(金)16時50分から,鳥取地裁民事部合議係(大島雅弘裁判長)で,ハンセン病・非入所者遺族訴訟の第26回口頭弁論が開かれ,双方が,最終準備書面を提出し,約5年に及んだ裁判は結審しました。
同裁判は,ハンセン病患者であった母親の遺族(子)が,ハンセン病強制隔離政策を推進してきた国および地方自治体に対し,国家賠償を請求している初めての訴訟です。
非入所者の遺族は,国がハンセン病補償法の対象とせず,その支援という点で唯一取り残されてきた存在でした。
判決期日は追って指定となり,3月末までに,裁判所から双方代理人に,判決期日の指定の連絡が入ることになりました。
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