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ハンセンボランティア「ゆいの会」

岡山県瀬戸内市邑久町にある国立ハンセン病療養所長島愛生園・邑久光明園でボランティア活動をしています。本ブログでは,当会の活動のほか,ハンセン病問題に関する最新の情報も随時掲載しています。           

2012憲法記念県民集会が開催されました。
5月12日(土)岡山弁護士会主催(日弁連,中弁連共催)の2012憲法記念県民集会が,さん太ホールで開催され,約200名が参加しました。実行委員,執行部,弁護士会事務局の方々には,お世話になりました。改めて感謝します。

第1部では,甲山事件のえん罪被害者山田悦子さんと甲山事件の弁護人であった上野勝弁護士により,山田さんが,捜査官との力関係のなかで,どのようにして虚偽自白に追い詰められていったか,その間の苦悩について語りました。平凡に誠実に生きてきた人がいきなり無実の罪の疑いを掛けられ犯人に仕立て上げられていく過程に改めて胸を打たれました。

第2部では,当事者のお話を受けて,上記お二人に,安原浩弁護士,浜田寿美男奈良女子大学名誉教授,小坂井久弁護士の3名の方が加わり,虚偽自白が生まれるメカニズムや,我が国の刑事裁判において供述調書が重視されこれがえん罪を生む原因の1つとなっていること,こうしたえん罪を防止するためには,取調べの全過程の可視化が重要・不可欠であること,そして裁判員裁判が始まったことや村木事件無罪判決などにより検察神話が崩れてきたことなどを契機にして,とりわけ2011年以降,我が国における取調べの全過程の可視化に向けた動きが始まっていること等,について活発な議論が交わされました。

すでに多くの国で,取調べの可視化や弁護人の取調べ立会権などの制度が確立しており,我が国においても,取調べの全過程の可視化の実現は刑事司法改革の重要な柱となっています




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