-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
今年に入って,山陽新聞で,ハンセン病問題から何を学び,何を将来に語り継いでいくべきかという視点から,ハンセン病問題の連載企画【語り継ぐハンセン病 瀬戸内3園から】がスタートしています。
現在,3回のプロローグ「引き裂かれた家族」(上・中・下)に続いて,当事者からの聞き取りを中心にして,第1部の連載が始まっています。第1部「隔離の島」は,戦前から戦後まもなくにかけて強力に進められた"隔離"の実態と、患者の苦難の人生を明らかにすることをテーマとしています。
第1部は、11回の記事が掲載されるとのことです。
予定では,5部構成で,全50回くらいの連載となるそうです 。
興味のある方は,ぜひご覧ください。
PR -
「写真集 ハンセン病を撮り続けて」(草月館刊)などで知られる趙根在氏の写真を中心とした展示企画展が,平成26年11月16日から,国立ハンセン病資料館で開催されます。以下は,国立ハンセン病資料館のウェブサイトより引用 http://www.hansen-dis.jp/07exhibition/07exhibition.html
国立ハンセン病資料館
2014年度秋季・2015年度春季企画展のご案内
- 会 期:2014(平成26)年11月16日(日) -
2015(平成27年)5月31日(日)
(2015年2月17日(火)~2月28日(土)は展示替えのため休室) - 開館時間:9:30~16:30 (入館は16時まで)
- 会 場:国立ハンセン病資料館 2階 企画展示室
- 休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、国民の祝日の翌日、年末年始(12月28日~1月3日)
- 入館料:無料
- 会 期:2014(平成26)年11月16日(日) -
-
昨日(2014年10月11日),国立療養所長島愛生園内の日出会館で,ハンセン病国賠訴訟の原告であった宇佐美治さん,金泰九さん,加藤由男さんの米寿のお祝い会を,ハンセン病国賠訴訟の西日本弁護団,瀬戸内弁護団の弁護士らと3名の方々と長年にわたり親交のあった方々で開催しました。
3名の方は,国賠訴訟を共に闘った同志であるとともに,ハンセン病問題については新参者であった弁護士たちをずっと精神的に支えていただき,また,多くのことを学ばせていただきました。
お祝いの会は,気心のしれた者があっまり,なごやかで楽しい会となりました。
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20141012ddlk33040340000c.html
より引用。
長島愛生園:入所者3人、米寿祝う 元弁護団「長生きして」 /岡山毎日新聞 2014年10月12日 地方版
国立ハンセン病療養所「長島愛生園」(瀬戸内市邑久町虫明)で11日、ハンセン病国賠訴訟の原告団長などを務めた入所者3人の米寿祝いが開かれた。当時の弁護団が「お祝いと励ましに」と企画。弁護団や入所者、職員ら25人が集まり、料理を囲んで和やかなひとときを過ごした。【五十嵐朋子】
岡山での提訴に先立ち、熊本訴訟に原告として参加した金泰九(キムテグ)さん(87)、岡山地裁の瀬戸内訴訟で原告団長を務めた宇佐美治さん (88)、原告団の加藤由男さん(88)。国の隔離政策を誤りと認めた判決(2001年確定)に貢献し、差別の歴史を知ってもらおうと啓発活動の先頭に 立ってきた。
会では、原告の西日本弁護団代表だった徳田靖之弁護士(大分市)が「3人が米寿を迎え、私たちにとってこれほどの喜びはない」とあいさつ。3人の 車いすのそばにかがみ込んで「長生きしてください」と語りかけた。カーディガンやベストが贈られ、金さんが「本当にありがとう」とお礼の言葉を述べると、 大きな拍手がわいた。
3人は高齢による体力低下などから、活動の第一線は退いたが、この日は気心の知れた仲間に囲まれ、終始穏やかな表情だった。徳田弁護士は「3人は 人間の強さ、豊かさを教えてくれた大恩人」といい、裁判後も家族同然に交流を続けている。「とにかく長生きしてほしい。人生を奪われたことへの抗議も含め て生き続けてほしい」と話した。
-
国立療養所邑久光明園友愛会の人権啓発マスコットキャラクター「こみょたん」が、ゆるキャラグランプリに初出場しています。
公益財団法人 邑久光明園友愛会 | こみょたんのページ
お仕事は、
ハンセン病問題の歴史を広く伝える事。
偏見差別のない社会の実現に努める事。
入所者の社会参加を支援する事。みんなとお友達になる事。
ゆるキャラグランプリエントリー№113「こみょたん」
9月2日より投票スタートしており、10月20日締め切りです。
応援よろしくお願いします。
投票は、下記ウェブサイトからできます。
http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00001887
-
岡山県瀬戸内市の長島愛生園と邑久光明園の,2014年の納涼夏祭りは,長島愛生園が7月31日(木)に,邑久光明園が8月5日(火)に盛大に行われ,無事終了しました。
例年にも増して参加者は多かったようです。ボランティアのグループも多数参加しています。
愛生園では,午後から歴史館を特別開館し,ゆいの会のガイドボランティアが対応し多くの市民の方々が訪れました。
光明園では,午後からゆいの会のボランティアが,ESDボランティアぼらばんのメンバーにも協力してもらい,250パック(2個入り)のおにぎりをつくり,祭りの準備をされている職員の方々や祭りに参加・協力されている他の団体などに配られました。今年は,新しい「わたがしや」の看板も,ボラばんの方々に制作してもらいました。
子どもたちに,綿菓子の作り方を指導しながら,自ら作ってもらっていますが,3時間で160個を制作,販売。ほとんどは親子づれで,子どもたちは,初めての体験にうれしそうな表情で綿菓子作りに奮闘し,お母さんたちも我が子の奮闘ぶりを楽しそうにカメラに収めていました。
子どもたちには,家族で訪れた島で過ごしたひとときの楽しい思い出とともに,この島の存在を長く記憶にとどめておいてもらいたいと思います。
-
ハンセンボランティア「ゆいの会」のニュース30号(2014年7月23日発刊)を、先日、会員、賛助会員の皆様にお送りしました。
第13回ボランティア養成講座も、講師の皆様のご協力により無事終了し、新たに13期生から13名の方がボランティアとして参加してくれることになりました。ありがとうございました。
ゆいの会・ニュース30号
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/724b9dfe7b9e1f9f6ed932b0c24bdef3/1406689162
-
RSKイブニングニュースで,7月16日(水)と17日(木)に,国立ハンセン病療養所長島愛生園にあった「新良田教室」を取り上げた特集番組を放映します。報道カメラマンの宮崎賢さんの制作です。
昭和28年,らい予防法改正運動の成果として得たものの一つに「岡山県立邑久高等学校新良田教室」の開校があり,昭和30年9月に,全国のハンセン病療養所から,希望に燃えた若者が入学してきました。その後毎年新たな入学生を迎えるとともに,卒業生を送り出しました。
新良田教室は,32年間に合計307名の卒業生を送り出して,昭和62年3月に,最後の生徒を送り出し,閉校しました。
ハンセン病療養所に一校のみが設置された高等学校で学んだ若者にとって,新良田教室が,どういう存在であったのか,どのような思いで過ごしてきたのか,これまでに放映されていない貴重な映像とかつてここで学んだ人々の証言を交えて,見つめ直します。
RSKイブニングニュースは,RSK山陽放送(エリア:岡山,高松)で,18時15分から放送されています。
番組表 http://www.rsk.co.jp/tv/program/program_2.html