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今年度第1回の運営委員会が開催されました。以下は,その概要です。
平成24年4月25日(水)午後7時~8時30分
出席者:近藤,金田,則武,森田,八谷,児子,田村,岩田,呉,中田,疋田,山本
議事概要
(報告事項)
1 総会(4月8日) 参加者27名,委任状46名
2 部局報告
・ふれあい(愛生園):
・文芸:愛生誌に,永瀬清子氏に関する論考をシリーズで寄稿したい
・個別対応:光明園入所者から,自分史をテープに録音する作業について,協力依頼あり
・広報:自治会と歴史館ボランティアとの意見交換会を,4月9日に行った。随時,相互間の交流会を行っていく。
・会計
(協議事項)
1 第11回ボランティア養成講座
チラシは,瀬戸内市,岡山市人権推進課,岡山市中央図書館,岡山市中央公民館,きらめきプラザ・ボランティアセンター,市役所記者クラブなどに,配布する。
2 傾聴ボランティア
県の社会復帰支援員事業の終了に伴い,県から同事業の依嘱を受けていたソーシャルワーカー協会会員が中心となって,本年5月から実施。
3 邑久光明園の慰安会の法人化申請に伴う協力の件
4 映画「もういいかい」上映の件
愛生歴史館企画として検討中であり,実施の際には,「ゆいの会」で協力する。
5 神戸大学ボラバンとの連携
邑久光明園自治会からも協力要請のあった,公園作り等のボランティアについては,6月30日の養成講座Ⅳに,当会と,ボラバン参加者との間で意見交換をする。
6 両園と「ゆいの会」の交流会について
自治会と歴史館ボランティアとの意見交換の際に,自治会側からも要望のあった交流会についての企画を検討。
芋煮会(収穫祭)のようなもの。
(次回日程)
第2回運営委員会
5月29日(火)午後7時
岡山合同法律事務所
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琉球大学名誉教授の矢ヶ崎克馬先生の講演会「内部被ばく犠牲者の切り捨て~原爆・ヒロシマ・チェルノブイリ,そしてフクシマ」が,本日,岡山駅西口に近い,岡山国際交流センターで開催されます。
放射能問題,内部被曝問題等について関心のある方は,ぜひご参加ください。
(講演会の日時等)
日時:4月28日(土)14時~15時30分
場所:岡山国際交流センター8階イベントホール
参加費:無料,どなたでも参加できます。
詳細は,下記チラシをごらんください。
矢ヶ崎克馬先生・講演会チラシ
矢ヶ崎克馬先生の略歴
1943年、東京都に生まれる。
琉球大学名誉教授。2003年より、原爆症認定集団訴訟で内部被ばくについて証言を行なう。3.11東日本大震災,福島第1原発事故後は,福島県の八つの自治体を回り放射能測定を実施。衆議院科学技術特別委員会の審議で参考人として招致、内部被ばくについて証言を行う。 -
第11回ハンセンボランティア養成講座チラシ
ハンセンボランティア「ゆいの会」は,6月から,国立療養所長島愛生園,邑久光明園でのボランティア活動に参加してくださる方を養成する第11回ハンセンボランティア養成講座を開催します。
現在,受講生(定員30名)を募集中です。
第11回講座の詳細,申込み方法等は,チラシをご覧下さい。
過去10回の養成講座を修了し,会員登録をされている方は150名を超えました。
大勢の方の申込みをお待ちしております。
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岡山弁護士会は,2012年5月12日(土),2012憲法記念県民集会「取調の可視化実現を目指して」を開催します。
今年は,現在非常に国民的な関心にもなっている捜査の可視化の問題を取り上げます。
ぜひ,多くの県民の皆様に,参加していただきたいと願っています。
なお,岡山県内では,今年3月16日,倉敷市議会は,岡山弁護士会が請願していました「速やかな取り調べの可視化(取り調べの全過程の録画)の実現を推進する意見書の提出について」(24.3.16発議2号)を採択しました。
(県民集会の日時,場所)
日時:2012年5月12日(土)午後1時30分~4時30分
場所:山陽新聞社本社ビル1階 さん太ホール
岡山市北区柳町2ー1ー1
第1部 対談
「甲山事件にみる密室取調べとえん罪のメカニズム」
山田えつ子(甲山事件えん罪被害者),上野勝(弁護士)
第2部 シンポジウム
安原浩(弁護士,元広島高裁岡山支部長),小坂井久(日弁連取調べの可視化実現本部副本部長),浜田寿美男(奈良女子大学名誉教授,発達心理学,子ども学)
参加: どなたでも参加できます。無料です。
岡山弁護士会HP 県民集会チラシ
1333700496_4.pdf (application/pdf オブジェクト) -
琉球大学名誉教授の矢ヶ崎克馬先生の講演会「内部被ばく犠牲者の切り捨て~原爆・ヒロシマ・チェルノブイリ,そしてフクシマ」が,岡山で開催されます。
放射能問題,内部被曝問題等について関心のある方は,ぜひご参加ください。
(講演会の日時等)
日時:4月28日(土)14時~15時30分
場所:岡山国際交流センター8階イベントホール
参加費:無料,どなたでも参加できます。
詳細は,下記チラシをごらんください。
矢ヶ崎克馬先生・講演会チラシ
矢ヶ崎克馬先生の略歴
1943年、東京都に生まれる。
琉球大学名誉教授。2003年より、原爆症認定集団訴訟で内部被ばくについて証言を行なう。3.11東日本大震災,福島第1原発事故後は,福島県の八つの自治体を回り放射能測定を実施。衆議院科学技術特別委員会の審議で参考人として招致、内部被ばくについて証言を行う。
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2012年4月8日(日),国立療養所邑久光明園(国立療養所邑久光明園ホームページ )で,ゆいの会の総会・研修会・お花見会を行いました。
参加者27名
1,平成23年度活動報告
企画,コーディネート,歴史館,ふれあいボランティア,文芸協会,個別対応型,広報の各部局から,平成23年度の活動報告が行われた。
愛生園,光明園当局,両園の入所者自治会との密接な連携のもと,さまざまな場面で,ゆいの会の活動が,ますます求められていることを感じます。
2,平成23年度決算報告
承認
3,監査報告
承認
4,平成24年度活動方針の提案
承認
5,平成24年度予算の提案
承認
長島の歴史を紹介,ハンセン病問題の啓発も兼ねたゆいの会のリーフレットの制作や啓発活動のための予算をあらたに組み込んだ。
6,平成24年度新役員選任
承認
名誉会長牧野正直,会長近藤剛,副会長出井敏雅,事務局長山本勝敏,事務局(通信)森田千賀子,企画部局責任者出井敏雅,八谷直博,中田智明,コーディネート部局責任者田村朋久,同歴史館田村朋久,ふれあいボランティア志賀雅子,文藝協会疋田邦男,個別対応型森田千賀子,広報部局編集長則武透,会計岩田弘明,監査金田美佐緒
7,研修
「ふたたび,swing me again」鑑賞
総会・研修会後,邑久光明園の桜通りで,畑野園長,自治会の役員の方も参加していただきお花見会を開催,懇談しました。
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ハンセンボランティア「ゆいの会」では,第11回ハンセンボランティア養成講座を開催することになりました。応募の仕方等については,近々,お知らせします。
今回の講座の概略を紹介します。
講座は,全4回です。
6月9日(土)きらめきプラザ(岡山市)
「ハンセン病の医学」 長島愛生園藤田邦雄園長
「ハンセン病問題と人権」弁護士近藤剛
「歴史館」愛生歴史館田村朋久学芸員
16日(土) 総合福祉会館(岡山市)
「ボランティアを始める前に」関西福祉大学社会福祉学部菅由希子助教
「ボランティア実践報告」ゆいの会会員
23日(土)国立療養所長島愛生園
「介護講座」長島愛生園内田真澄看護部長,介護長ほか
「介護実践」同上
「園内フィールドワーク」(歴史館,歴史回廊をめぐる)
6月30日(土)国立療養所長島愛生園
「入所者との交流会」(語り部からお話をお聞きします)
「オリエンテーリング」(ゆいの会)
「ハンセン病について」牧野正直・国立療養所邑久光明園前園長
ハンセン病市民学会共同代表
(ハンセン病問題の啓発のあり方などについてお話をしていただく予定です)
閉講式のあと,全員で食事をしながら懇親会を行います。
チラシ作成中です。できしだい,本ブログでも紹介します。
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能登恵美子さんの遺稿集「射こまれた矢」(皓星社)を読みました。
能登さんは,1985年に皓星社に入社して以来,一貫してハンセン病療養所の入園者の方々の作品を世に送り出してこられた。『海人全集』(1993年)をつくったときに,療養所に収容された子供たちの作品に出会い,以来,ハンセン病の問題に目が離せなくなった。
その後,『ハンセン病文学全集』(2002 年~2010年)などの編集に精力的に取り組んでこられた。
2004年に「ハンセン病問題に関する検証会議」が立ち上がる前に,厚労省が設置したハンセン病問題に関する研究班(班長酒井シズ順天堂大学教授)が,国立療養所栗生楽泉園を視察した際,長島愛生園の宇佐美治さんとともに参加し,初めて能登さんにお会いしたように思います。とても精力的にハンセン病の問題に取り組まれている方だという印象を受けました。
その後,ハンセン病関連の書籍が出版されるたびに新刊書を送ってくださっていました。
能登さんは,自らが心血を注いだ「ハンセン病文学全集」(全10巻)が完結した後,2011年3月7日に,49歳の若さで亡くなられました。
「射こまれた矢」を読んでいると,ハンセン病の問題に打ち込んでおられた能登恵美子さんの姿が偲ばれます。