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第7回ハンセン病市民学会in名護・宮古島の記事です。
沖縄タイムス | ハンセン病理解「議論に参加を」 市民学会、呼び掛け 5月 宮古・名護で
【名護】「いま、ぬけだそう!手をつなぎ共に生きる社会へ」をテーマに、5月20~23日の4日間、名護市や宮古島市などで開かれる「第7回ハンセン病市民学会in名護・宮古島」の実行委員会のメンバーらが28日、名護市内で会見し、県民の参加と運営ボランティアなどへの協力を呼び掛けた。
同学会の沖縄開催は初めて。沖縄大会ではハンセン病問題だけでなく、薬害エイズ被害者、障がい者の社会参画も含め、人権について幅広く議論を深める。
共同で実行委員長を務める国立療養所沖縄愛楽園自治会長の金城雅春さんは「療養所の現状や将来構想について理解が進むよう期待している」と話し、同園退所者の平良仁雄さんも「退所者の多くが過去を知られることを恐れて生きている。温かい心に触れ、社会への一歩を踏み出す機会にしてほしい」と述べた。
大会は20日に宮古南静園での宮古集会で開幕し、21~22日は名護市の沖縄愛楽園に会場を移し、全体会や分科会などを予定。23日は県内各地でのフィールドワークが行われる。
同実行委では大会運営のボランティア、カンパを募っている。問い合わせは沖縄愛楽園自治会、電話0980(52)8115。
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ベクドンホ「麦畑に月が浮かべば」
보리밭에 달 뜨면(ポリパテタルトゥミョン)
小説「実尾島(シルミド)」の作者ベクドンホが、植民地下にあった韓国ソロクト(小鹿島)での隠された「生体実験」を、10年にわたり、多くの文献や関係者の証言等を調査分析し、描いた作品です。
辞書片手に読み始めました。
高麗書林
http://www.komabook.co.jp/search/search_detail.php?goods_detail_id=8581&wide_category_id=
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現在、国立ハンセン病資料館では、高山勝介作陶展を開催中です。
興味のある方は、ぜひご覧下さい。
http://www.hansen-dis.jp/exhibition/planning.html
2010年度企画展 高山勝介作陶展
- 会 期:2011年2月11日(金)~3月6日(日)
- 開館時間:午前9時半~午後4時半(入館は午後4時まで)
- 休 館 日:月曜日、祝日の翌日(2月12日は休館)
- 会 場:国立ハンセン病資料館1階 ギャラリー
- 観 覧 料:無 料
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2月21日、ハンセンボランティア「ゆいの会」の、2月の運営委員会を開催しました。さまざまなテーマが議論されています。
議題:
1 平成23年度憲法週間「市民のつどい」への後援、協力依頼の件
岡山市が、毎年行っている憲法週間「市民のつどい」で、今年は「ハンセン病問題」をテーマにとりあげるとのことで、ゆいの会に後援、協力依頼があり、運営委員会では協力することを了承。
現時点の予定は、以下のとおりだそうです。
日時、平成23年5月11日(水)午後1時~4時
場所:岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム) 3Fホール
内容:①映画「ふたたび SWING ME AGAIN 」http://futatabi.gaga.ne.jp/
②長島愛生園の入所者の講演
* 後日、本ブログでも、改めて内容を紹介します。
2 第10回ボランティア養成講座開催
全4講座 6月5日(日)、6月12日(日)、6月18日(土)、6月26日(日)の予定。
講座案内のビラの作成中。(後日、本ブログでも掲載予定)
3 平成23年度総会日程
2011年4月3日(日)、長島愛生園で開催。お花見を兼ねて。
4 ハンセン病市民学会現地実行委員会報告書集の配布状況
5 長島愛生園文芸協会関係
先般、文芸協会の建物内を整理を行ったが、今後、長島愛生園文芸協会につい ての企画展も、将来的には検討したい。
6 邑久光明園資料館ボランティアの件
4月以降に具体的に園、自治会と検討をすすめていく。
7 終末期サポート・ボランティア(長島愛生園)
4月から試行的に行う方向で進める。
8 恩賜会館の整頓の件
職員で進めていくことになった。
9 次回運営委員会
2011年3月16日午後7時(岡山合同法律事務所)
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明日16日のRSK山陽放送「イブニングニュース」(午後6時15分~)で、日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)に基づいて、国立療養所長島愛生園や同邑久光明園などで実務経験を積んでいるインドネシア人看護師候補者の来日後、療養所で頑張っている姿を特集した番組を放送するそうです。
彼女/彼らは、来日して約半年は日本語研修を受け、その後、全国の介護施設や病院で、介護助手、看護助手として働いている。看護師候補者の滞在許可期間は3年、介護福祉士候補は4年。この間に国家試験に合格しないと帰国しなければならないことになっている。ぜひ、頑張って合格してほしいと願っています。
http://www.rsk.co.jp/tv/program/program_2.html
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日本科学者会議が発刊している月刊誌「日本の科学者」(2011年1月号 46巻No.1)http://www.jsa.gr.jp/04pub/index.htmlで、ノルウェーと日本のハンセン病隔離政策を比較した論考が掲載されています。
関連の論考は以下のとおりです。興味のある方は、ぜひ手にとってご覧下さい。
<特集>ハンセン病医療政策と人権保障―ノルウェーとの比較において
①まえがき
井上英夫(金沢大学人間社会環境研究科)
②患者からハンセン病隔離政策を問う
宇佐美治(長島愛生園)
③ハンセン病医療政策と患者の人権
―「癩予防ニ関スル件」制定に着目して
鈴木静(愛媛大学法文学部)
④日本のハンセン病政策と医師,医学界の責任
莇昭三(民医連名誉会長)
⑤患者の視点からノルウェーのハンセン病政策を振り返る
ユングベ・ネドレボ(ベルゲン国立アーカイブス所長)
⑥国際的視点から捉えるノルウェーハンセン病政策とスティグマ
シグード・サンドモ(ベルゲン市学芸員、ベルゲンレプロシーアーカイブス)
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2月4日13時30~14時まで、鳥取地裁でハンセン病非入所者遺族訴訟の第3回口頭弁論が行われました。
第2回に引き続き、原告側から、鳥取県及び大阪府などを含む、わが国における無らい県運動についての第2準備書面を提出。
あわせて、原告代理人から意見陳述を行い、引き続き原告本人からも原告らが置かれていた状況について意見陳述を行った。
今回も、この裁判を支援してくれている方々が、遠路、駆けつけてくれました。感謝します。
次回期日は、5月27日(金)11時から11時30分(弁論)です。次回は、被告国、鳥取県からの準備書面が提出される予定。原告側からも、非入所者の家族らが置かれていた苦難の状況についての準備書面を提出する予定。
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2月3日14時から17時まで、邑久光明園恩賜会館で、ハンセン病療養所の将来構想をすすめる会・岡山の会合を開催され、構成メンバーの約30名が参加しました。
冒頭の、会長の武久瀬戸内市長のあいさつのあと、コンサルタントから、先日の両園での小委員会での議論も踏まえて改訂された、長島愛生園と邑久光明園の将来構想案が報告されたあと、熱心な意見交換が行われました。
終了予定時間を1時間超過し、17時に終了しました。
ハンセン病療養所の将来構想をすすめる会・岡山では、3月末には、将来構想案を報告書の形でまとめることになっています。後日、内容については、本ブログでもお知らせします。
この日は、NHKを初め報道、新聞各社も取材に駆けつけていた。NHKでは、会議の様子が夜のニュースで放映されていました。