昨年末から今年の1月末まで,ソロクト弁護団は韓国弁護団と協力して、戦前、韓国のハンセン病療養所「小鹿島(ソロクト)更生園」に入所していた43名について、全力で、「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」(ハンセン病補償法)に基づく補償金の支給決定をえるための認定資料の作成に取り組み、厚生労働省に認定資料を送付していました。
その結果、2月9日、中央会で43名全員に補償金の支給が決定しました。
今回の43名のなかに、ソロクト最後の未認定者も含まれており、東京地裁で敗訴し東京高裁に控訴していた「小鹿島(ソロクト)訴訟」の原告全員の補償請求について認定されたことになり、訴えは取り下げる見通しとなりました。
今回の決定により、まだ補償金の支給決定がなされていない人は、小鹿島更生園を出て韓国内の定着村で生活している人ら22名となりました。
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