-
ハンセンボランティア「ゆいの会」の10月の運営委員会が、岡山合同法律事務所で、午後7時から開催された。
本日の運営委員会では、現時点までの.ハンセン病市民学会in瀬戸内の現地実行委員会各部局での検討状況等について報告を受け、意見交換を行った。
1.来年のハンセン病市民学会総会・交流集会の内容について
ハンセン病市民学会の企画委員会では、総会の翌日(第2日目)に、長島両園での5つの分科会、大島青松園で1つの分科会を開催することは決定しているが、その内容については最終的には確定していない。11月から12月に掛けて最終的な決定が行われる見通しであるとの報告があった。
2.実行委員会の状況
1)財政部局では、予算の規模についての概算が示された。
2)広報部局では、パンフレット、ポスター、ビラ等について、次回実行委員会以降に検討する。
資料集的内容をもったパンフレットを製作するかどうかは、予算との絡みもあるので、実行委員会で議論をすることになった。
3)企画部局では、次回の実行委員会までに、各自がプレシンポの企画や総会会場となるプラザホテルでの展示企画等の提案をだすことになっている。
次回からの月例の「ゆいの会」運営委員会は、当面、実行委員会事務局会議を兼ねることとし、次回は、11月30日(月)午後7時から、岡山合同法律事務所で、実行委員会事務局会議を開催することになった。
PR -
今日は、長島愛生園歴史館の運営ボランティア担当で午前中出かけていました。
本日は平日ですが、大勢の団体の見学者であったため、学芸員の田村さんの応援で、ゆいの会から疋田さんと私が出動しました。
今日は、総社市の総社西中学校から230名あまりの生徒さんが、午前10時30分から午後2時30分頃まで、4グループに分かれ、2時間掛けての歴史館と園内見学のほか、約1時間、入所者に代わり看護師の方が、園内の入所者の生活の様子等について話をされたようです。
生徒の皆さんにとっては、短い時間でも、初めてハンセン病療養所を訪れて、ハンセン病の学習で学んだ歴史的施設等も見学したり、関係者等から直接話を聞いたことで、学校での学習とはまた違った貴重な経験となったことと思います。
当日は、ゆいの会が、2003年から行っている、ハンセン病療養所での先駆的な取り組みである歴史館案内ボランティア活動についての、愛媛新聞社による取材がありました。
-
10月9日(金)、岡山市で、第63回中国地方弁護士大会が開催された。
午前中、「食の安全・安心を考える」をテーマにしたシンポジウム。
午後からは、以下の3つの議題・1つの宣言・2つの決議の提案と審議が行われた。
「子どもと非監護親との面会交流実施機関の設置を求める議題」(鳥取県弁護士会)
「「労働と貧困」問題を解消するため、最低賃金制度の抜本的改正を求める議題」(島根県弁護士会)
「公共交通の充実を求める議題」(岡山弁護士会)
「食の安全の実現を目指す宣言」
「死刑確定者と再審請求弁護人との秘密交通権の侵害を許さない決議」
「司法修習給費制廃止反対等の決議」
例年どおり、活発な討論が行われ、司法修習給費制廃止反対等の決議では、「当連合会は、国会、内閣及び最高裁に対し、2010年11月1日から実施される予定の修習資金を国が貸与する制度(貸与制)を廃止し、給費制を復活することを求める。」とした原提案に対し、「さらに、日本弁護士会連合会に対し、当連合会及び全国の弁護士会並びに全国の弁護士の声を聞き、ともに関係各機関に対しこれを働きかけることを求める。」ことも加えるべきとする修正動議が出され、賛成多数で修正動機が可決された。
-
第5回ハンセン病資料館等運営企画検討会が、下記のとおり、開催されます。
日時:平成21年10月20日
場所:経済産業省別館1111号会議室
東京都千代田区霞が関1-3-1
議題:1 平成21年度の事業計画について
2 その他
公開・傍聴可(募集要項のとおり)
募集要項等については、下記HP参照
厚生労働省:第5回ハンセン病資料館等運営企画検討会の開催について
第4回検討会の配付資料等は、下記HP参照
保健 - 第4回ハンセン病資料館等運営企画検討会資料(平成21年3月11日開催)
-
10月5日、6日は、日弁連会館で開催された国際人権セミナーと参議院議員会館で行われた院内集会出席のため上京した。
10月5日13時~19時まで、日弁連会館2回講堂クレオで、アジア太平洋国内人権機関フォーラム(APF)と日弁連の共催で、国際人権セミナー「拷問等禁止条約選択議定書と国内人権機関の役割」が開催された。いずれも拷問禁止条約選択議定書上の国内拷問防止メカニズムと、国内人権機関の役割の二つがテーマであった。
「拷問禁止委員会の総合所見への日本政府の対応」(外務省総合外交政策局人権人道課課長)
拷問等禁止条約選択議定書批准の意味-拷問防止小委員会(SPT)の経験から(Ms.Silvia Casale)
拷問等禁止条約選択議定書上の国内拷問防止メカニズム(Mr.Mark Thomson)
国際規格に応えた国家人権委員会(Mr.Kieren Fitzpatrick)
国内人権機関/国内防止メカニズムと拷問等禁止条約:ニュージーランドの経験(Ms Susan Biggs)
フィリピン国家人権委員会とその期待される役割(Ms Leila M.De Lima)
以上の各報告のあと、上記の報告者に、日弁連委員の田原裕之氏を加え、パネルディスカッションが行われた。
翌10月6日も10時から12時まで、参議院議員会館で日弁連の国内人権機関実現委員会のメンバーらと海外からの講演者との意見交換会が行われ、日弁連が昨年11月に発表した国内人権機関に関する要綱案について、海外からの報告者から海外でのプラクティスに基づき意見をいただき有益な意見交換を行った。
12時から2時まで、日弁連委員、NGO団体らが参加して院内集会が開催された。福島瑞穂大臣も参加され、政府として国内人権機関の設置や、選択議定書の批准について、積極的に取り組みたいとの積極的な意思表明をされた。
-
「 ハンセン病市民学会総会・交流集会in瀬戸内」の、第1回実行委員会が、10月3日開催された。
(概要)
1.準備会呼びかけ人挨拶(ゆいの会代表近藤剛)
岡山開催の経緯
今回の取り組みが、今後の地方公共団体と市民が一体となったハンセン病問題への取組みのさらなる発展の契機となるようにしたい。
2.参会者自己紹介
3.基調講演(ハンセン病市民学会共同代表牧野正直)
らい予防法廃止からハンセン病問題基本法制定までのながれ、市民学会in瀬戸内開催の経緯、in瀬戸内の統一テーマ、第1日のプログラム、第2日の分科会等のテーマ案について解説。
4.市民学会報告(ハンセン病市民学会斉藤事務局次長)
ハンセン病市民学会設立の経緯、これまでの市民学会総会・交流集会等の活動を報告。
5.実行委員会の趣旨説明(ゆいの会事務局長山本勝敏)
実行委員会の規約、人事、組織体制の提案
満場一致で、以下の役員が承認された。
実行委員会委員長 牧野正直(邑久光明園名誉園長)
副委員長 中尾伸治(長島愛生園入所者自治会会長)
屋 猛司(邑久光明園入所者自治会長)
森 和男(大島青松園入所者自治会長)
近藤 剛(ハンセンボランティア「ゆいの会」会長)
事務局長 山本勝敏(ハンセンボランティア「ゆいの会」事務局長)
事務局次長 青木美憲、難波京子、川谷宗夫
部局として、大会運営部、広報出版部、財務部、企画部の4部局を設置。
7.質疑
8.第2回実行委員会以降の日程
第2回 11月7日(場所:大島青松園) (行き)高松発大島青松園行の定期船;11時10分、(帰り)大島青松園発高松行の定期船;16時30分
第3回 12月19日午後2時から(岡山:場所は未定)、会議終了後、ゆいの会と合同で忘年会。
第4回 2月(日時は、未定)
9.各部会ごとの進行打ち合わせ