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国立療養所大島青松園で、大島青松園と高松等を結ぶ官用船について、職員の退職に伴い一部を民間委託する方針を、厚生労働省が打ち出している件について、厚生労働省は、今月8日,入所者自治会に、民間委託の方針を変更しないと伝えた。
しかし、自治会は.国の責任放棄であるとして、これに反対の意思を伝えた。統一交渉団も、民間委託には強く反対している。
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20101009ddlk37040566000c.html
ハンセン病療養所:大島青松園官用船問題 自治会に具体案提示--厚労省 /香川◇「民間委託変えず」
国立ハンセン病療養所「大島青松園」(高松市庵治町)の官用船民間委託問題で、厚生労働省政策医療課国立ハンセン病療養所管理室の2人が8日、同園を訪れ、入所者自治会(山本隆久会長)に改めて民間委託の方針を説明した。訪問は2回目で前回よりも具体的な運航計画案を示し、理解を求めた。自治会は前日の7日に審議決定機関「代議員会」を開いて「民間委託に反対する」という基本方針を再確認しており、後日対応を協議する。
厚労省は、大島と高松、庵治の2港を結ぶ2隻の官用船を運航する職員のうち、2人が今年度末で定年退職となるが、その後も補充はせず、1隻を民間委託する方針を決定。8月末に担当の2人が来園して説明した。しかし、自治会は先月6日と同月22日付の会長名の文書で、反対の意思表示をしていた。
厚労省担当者や自治会によると、大型のせいしょう(定員180人、82トン)を民間委託し、増便や教育の徹底でサービスを向上させると説明した。また夜間などの緊急事態にも対応できる措置を取るとした。
厚労省担当者は取材に対し「民間委託の方針は変わらない」と強調。「運航を業者に委託することは責任放棄でない。国直営でなくても、航路を維持することが責任。中身については今以上のことをやる」とし「民間委託によって療養所の地域開放にもつながる」と話した。【三上健太郎】
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「証言 八十年目の真実 ~長島そしてノルウェー~」の各局放送予定日時は、以下のとおりです。
九州地区は、11月のようですが、放送日時は未定となっています。
放送局名 日 曜日 時間 枠タイトル 備考 北海道放送(HBC) 10月3日 日 24:56~25:28 青森テレビ(ATC) 10月31日 日 26:05~26:35 IBC岩手放送(IBC) 10月9日 土 5:15~5:45 東北放送(TBC) 10月19日 火 26:00~26:30 テレビュー山形(TUY) 10月24日 日 25:45~26:15 テレビュー福島(TUF) 10月24日 日 25:20~25:50 東京放送(TBS) 10月3日 日 25:20~25:50 報道の魂 テレビ山梨(UTY) 10月10日 日 26:20~26:50 新潟放送(BSN) 10月10日 日 25:35~26:05 チューリップテレビ(TUT) 10月17日 日 25:20~25:50 北陸放送(MRO) 10月22日 金 26:30~27:00 信越放送(SBC) 10月15日 金 26:00~26:30 静岡放送(SBS) 10月31日 日 25:05~26:05 別番組と2本放送 中部日本放送(CBC) 10月17日 日 25:10~25:40 毎日放送(MBS) 10月10日 日 5:00~5:30 JNNドキュメンタリー@にっぽん 中国放送(RCC) 10月10日 日 26:40~27:10 山陰放送(BSS) 10月31日 日 26:05~26:35 テレビ山口(TYS) 10月31日 日 25:05~25:35 山陽放送(RSK) 10月16日 土 25:48~26:18 テレビ高知(KUTV) 10月30日 土 15:30~16:00 あいテレビ(ITV) 10月17日 日 25:20~25:50 RKB毎日放送(RKB) 11月7日 日 25:55~26:25 「九州・沖縄ドキュメント ムーブ」 *女子バレー延長(最大30分)の場合あり 長崎放送(NBC) 未定 「九州・沖縄ドキュメント ムーブ」 熊本放送(RKK) 未定 「九州・沖縄ドキュメント ムーブ」 大分放送(OBS) 未定 「九州・沖縄ドキュメント ムーブ」 宮崎放送(MRT) 未定 「九州・沖縄ドキュメント ムーブ」 南日本放送(MBC) 未定 「九州・沖縄ドキュメント ムーブ」 琉球放送(RBC) 未定 「九州・沖縄ドキュメント ムーブ」 -
長島愛生園の入所者故近藤宏一さんの「闇を光に ハンセン病を生きて」が、みすず書房から、2010年10月6日に発売されます。
http://www.msz.co.jp/news/topics/07554.html
近藤宏一さんは、1927年に生まれ。12歳で発病し、国立療養所長島愛生園に入所。その後、1953年に「青い鳥楽団」を結成。
2007年には、ハンセン病を克服し、社会に感動を与えた人に与えられるウエルズリー・ベイリー賞を受賞されています。
同賞は、The Leprosy Mission Internationalを創設したウエルズリー・ベイリーを記念して創設された賞です。
2010年10月5日に、近藤宏一さんの1周忌を迎えます。
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9月29日(木)午後2時から4時まで、 ハンセン病療養所の将来構想をすすめる会・岡山(会長」武久顕也瀬戸内市長)の会議が、邑久光明園で開催されました。
すすめる会・岡山は、約2年にわたり議論をしてきましたが、前回から地元瀬戸内市長を会長として体制をさらに強化しました。そして、今年度末までに長島愛生園と邑久光明園の将来構想をまとめる予定です。
会議では、
1.コンサルタント業者決定の報告
2.将来構想作成にあたり現在までの調査報告、今後の予定が、コンサルタントから説明が行われた。
3.これを受け、将来構想に関する活発な意見交換が行われた。
4.次回の開催日時は、11月25日10時~12時 (場所:長島愛生園)
同会の構成は、以下のようになっています。
(選出区分等)
瀬戸内市長、邑久光明園入所者自治会会長・副会長、長島愛生園入所者自治会会長・副会長、邑久光明園事務部長、岡山県医療労働組合連合会(1名)、全日本医療労働組合連合会中国地方協議会(1名)、全日本医療労働組合長島(1名)・全日本医療労働組合光明園支部(1名)、弁護団(3名)、ハンセンボランティアゆいの会(1名)、瀬戸内市議会議員(長島の未来を考える特別委員会委員長、副委員長)、岡山県保健福祉部健康推進課(1名)、瀬戸内総合政策部部長、政策調整課課長、瀬戸内市保健福祉部いきいき長寿課課長、岡山県医療ソーシャルワーカー協会(1名)
(オブザーバー) 邑久光明園園長、長島愛生園事務部長
これとは別に、岡山選出の超党派国会議員で構成される地域議員懇談会もすでに立ち上がっています。
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「証言 80年目の真実 長島そしてノルウエー」(ディレクター:山下晴海、撮影・編集:宮崎賢、ナレーション:吉永小百合)が、TBS「報道の魂」で、10月3日に、放映されます。
10月3日は、関東エリアでの放送です。
その後、10月から11月にかけて、全国各地のTBS系列局で、放映される予定です。
TBS「報道の魂」のHPに、番組が紹介されています。
http://www.tbs.co.jp/houtama/
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国立療養所松丘保養園自治会が、園の将来構想案をまとめたと、河北新報が伝えています。
構想案では、ステージや音響装置の整った「松丘会館」、屋内球技場を、一般市民に開放すること、旧独身寮跡に、屋内ゲートボール場や、野球場を新設し、市民の利用ができるようにすること、また市の要望を受けて、虐待を受けている高齢者などのための一時的避難所などとして3室を準備することなどが内容となっている。
詳細は、河北新報2010.10.9
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100915t23031.htm
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今年5月29日、山陽放送で放送された「証言 80年目の真実~長島そしてノルウエー」が、30分の番組となり、TBS及び系列の各放送局で放送されることが決定した、との連絡が、番組の撮影編集にあたった宮崎 賢カメラマンより、ありました。
今回のナレーションは、多忙な時間を割いて、女優の吉永小百合さんが引き受けてくださったそうです。
ハンセン病に関する、ノルウエーの相対隔離政策と日本の絶対隔離政策がもたらした現実の違いが浮き彫りになっています。ぜひご覧下さい。
現在、把握しているのは、TBS関東エリアで、10月3日、25時20分から25時50分の「報道の魂」で放送されます。
http://www.tbs.co.jp/houtama/last/index-j.html(「報道の魂」)
現時点では、まだ番組紹介はされていません。
BS・TBSでも、1か月後の11月の日曜日、おそらく7日か14日の12時~12時30分に放送される予定とのことです。
ちなみに、岡山香川エリアでは、RSK山陽放送が、10月16日(土)25時48分~26時18分に、放送されることが決まっているそうです。
番組チェックをお忘れないように!
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千葉市美術館(千葉市中央区)で、「田中一村 新たな全貌」展が、2010年8月21日から9月26日まで開催されています。
千葉市美術館
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html
YouTube (千葉市美術館「田中一村展」)
http://www.youtube.com/watch?v=Nc7UxHH4M38
先日のNHKの番組で取り上げられていました。以前、奄美パーク田中一村記念美術館で、初めて田中一村の、亜熱帯の植物や鳥を大胆な構図と鮮やかな色彩で描いた画を見たときの衝撃に忘れられません。
朝日新聞2010.9.7「孤高の画家」意外な一面 「田中一村 新たなる全貌」展
http://www.asahi.com/culture/news_culture/
TKY201009080272.html
鹿児島市立美術館:2010年10月5日(火) ~11月7日、
鹿児島県奄美パーク田中一村記念美術館:2010年11月14日(日)~12月14日(火)
両会場とも作品の展示替えがあります。